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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

労災認定

2017年01月18日

原発事故で、甲状腺がんを発症した東電の社員に、2年半たって労災が認定された。本当に国って、身内が絡んでいると労災も不透明な理由で認定したがらない、むちゃくちゃだよなあ。人の命とか考えていない連中が労災をつかさどっている状態では労働者も守れまい。所長も事故後すぐに癌で亡くなったけど、原発事故とは無関係とされた。体内被曝は1000倍といわれる。5年経たないと因果関係がないとか、素人すぎて。所長の場合は、労働者じゃなく役員だから、原発推進の当事者でもあるから自業自得で切り捨てるべき存在なのだろうが、あれが原発の死に様であるのは国民が見たけど、国とかは否定。薬害エイズから体質は変わっていない。因果関係がないと切り捨て、ギャップがある。

国の責任は重大で、メルトダウンを隠して放射能漏れを隠匿した。国が、現場で作業していたものたちの命を考えていないどころか、住人の命すらもないがしろに考えている。処罰されるべきだろうと思うが、チェルノブイリでも放射能漏れを隠匿しなかったのに、日本は保身のためにそれをやって、まだ、因果関係すらも認めない。今回も、労災を申請してから2年半、厚生労働省や労働基準監督局の対応を考えるとその社員が死ぬのをまっていたのだろうか。悪質すぎる。

年金と同じで、労災の保険料が正しく運用されているかどうかすらも不透明なのであって、いざというときに払わないような労災では、労働者の命や健康が報われもしない。結論ありきのお抱え専門家の判断というのは、素人判断未満なのだが、それで切り捨て。原発とがんの因果関係、所長を含めると2例目だぞ。癌の発生率が、すごい確立なんだけど。短期間の甲状腺がんの発症の因果関係を一生懸命に否定しているが、そろそろ、体内被曝という常識を持つべきだろう。水俣病や薬害エイズと同じレベルの厚生労働省の対応、本来、国の大臣クラスに厳しい指導が入るべき問題である。

原発事故で典型的な甲状腺癌になっても因果関係を一生懸命に否定して出し渋る労災保険って、運用している連中がひどすぎる存在。国が放射能漏れを隠匿したことは、殺人行為に匹敵するだろう。国のメルトダウン隠匿による被害なのに罪悪感すらない、認定してあげたみたいな対応。最悪な厚生労働省、国民の厳しい目が必要だろう。企業に対して労働者の安全をとくものが、労災の保険料まで取っておきながら労災認定をしぶる対応、労働者からすると罪悪感すらもなく詐欺行為を国がやっているようなもの。申請から認定に2年半というのは迅速さに掛け、だれがそんな法律違反やっているんだ。放置して申請者が死ぬのを待っていたとしか思えない。東京電力は労災申請を手伝っているから原発事故との因果関係を認めているのだろうが、国が原因となる犯罪を犯したからといって、それを認めない姿勢駄目だろう。労災をつかさどっているものが、自殺事件で叩かれている大手広告代理店と同じ対応以下では駄目なんだよなあ。


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