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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

リネンプレゼント当選者発表

2010年04月03日

中国北京は寒かったのですが、日本に帰ってきても滋賀県は肌寒い感じで、春っぽくないです。底冷えしています。彦根城の桜も遅そうですね。さて、3月のリネンプレゼントの当選者は、東京都板橋区の方と横浜市鶴見区の方に決まりました。おめでとうございます。メール便にて数日中に発送いたしますので到着まで今しばらくお待ちくださいませ。

中国に行くJALの中のディスカバリーチャンネルを見ました。地球の出来上がり方を記録したビデオを見ていたのですが、恐竜の衰退など、形あるものはいつか滅びるみたいなのが、日本の織物文化と似ているなあと、滅ぶのも一つの進化なのかなあとおもったりしました。消えゆくものを惜しむことこそが愚かで、消えた後には新しいものが栄えるのだという道理なんだと感じます。人類にしてもほんとうに短いもので、進化しないものの方が長い時代を乗り越えることができるということなのかもしれません。

人間は今の地球環境問題を考えるときに、新しい技術を開発して対応しようとしていますが進化すれば環境をさらに危うくするだけだと思います。新しい技術の裏には、絶滅するものが必ず存在するからです。従来のものを淘汰してしまうような行為を行って後から復興しようとしてもなかなか難しいものです。

中国でも通訳の方を含め、その通訳の友人である30歳くらいの3人の若い世代の方たちと一緒に夕食などとらせていただいたのですが、その企業の次の世代を担うトップの方たちでしたが、非常に清く慎ましく行動をされていて、優良企業の幹部の方がそのような姿勢であるというのは、日本が追い抜かれるのは必至かもしれません。

一方、展示会などでは、麻糸、麻布、麻製品関連で、強引なセールスの方もたくさんこられ、自分が与える印象というのを理解されずに、便乗的かつ利己的なセールスの方も多かったのですが、不思議なのは、悪いイメージがあると追い抜かされない気がして安心するのですが、ひたむきな良いイメージがあるとすでに追い越されてしまっている気がして本当に危惧してしまうことです。中国の方がひたむきな姿勢でものをつくり中国繊維関連のビジネスを支えているとなると、今の日本の繊維業界の飽きたような体質からすると日本が追い越されてしまうのは当然だと思えます。日本の場合は経験があるのでそれを食いつぶす形で商売を続けてだんだんと衰退している気がします。専門的な能力や意欲、メンタリティの面でも追い越されてしまっているのではないかと思います。

その企業がトラブっておられる一枚のリネンの布がありました。その原因が何か分からないと悩んでおられると通訳の方に聞いて、原因がわかるかたずれられたので、その布の問題に関しては私が常に頭を抱えているリネンの問題と共通していたので、その問題とリネンの糸や織物に関する本質を説明したつもりですが、技術の方ではなかったのでピンとは来られたのか来られなかったのか。日本でもこの問題を理解し解決しようという動きは少ないので、それが糸、染、織を注意しなければならない一つになっています。


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