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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

価値観

2018年06月07日

美学を突き詰めて行くと廃墟になるというのを、大学の一般教養の授業で学んだが、大学で学んだことの中で一番社会に出てから学生時代は分からなかったけど世の中の価値というのはそういう部分で成り立っているのだなあと、林与が追い求めるものとの共通的な要素。木が枯れてその枯れたのがいい感じに思えるとか。

一般的に意味のないものに価値を感じたり楽しめる目を養いなさいということじゃないのか。それこそ豊かな精神なのである。茶道の利休が求めたのも作法じゃなくて精神の部分だろう。絢爛豪華な世界を求めるでなく、ワビサビの世界こそが一番贅沢な世界。これは方丈記ににも通じる。自分の身の丈を知りそのなかで自分の世界を作り上げて行く贅沢。普通のものが最高に感じられるとき、価値観のリセットが起こって、本当の価値観というのが見えるときがある。それは自分の中の問題である部分が大きい。


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