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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

富士吉田

2018年10月08日

富士吉田の地域おこし隊の原田陽子さんが、ほとんど寝ない状態で準備。地域おこしの筆頭らしい動きである。林与もその前の日からほとんど寝ないで出発前の仕事の片付けと出発準備で、サービスエリアで2度休みながら、富士吉田に着いたときにはヘトヘトで最後の力で展示の準備。後はスタッフの女の子に任せた感じ。老兵は死なずただ去り行くのみかと外に出ると、いろんなイベントが開催されていて、それ以外に私の興味を惹いたのが寂れた昭和の哀愁漂う飲み屋街。富士吉田のガチャマン時代の名残だそうだ。昼間で私自身お酒はあんまり飲み歩かないのだが、昼間歩いてその雰囲気には魅了された。

角田医院という病院の建物。千と千尋の神隠しに出てきそうな入り口の建物を外から眺めたがすごい。富士山から流れる水の勢いが半端じゃなく、時速100km見ているだけでゾクッっとする。その脇の生活感の漂うツタの絡むアパートとか、田舎の生活というよりも、昭和のモダンな生活が古びたままに年季をもって存在している。商店街には空き店舗が目立つ、焦りが出て当然だろうけどもそれが潰されずに残っているのが、わたしからするとシャトル織機に対する思いと同じですごいなあと思う。

富士吉田のみなさんとの接点は今回が初めてではなく、ミラノウニカ初出展のときに、一人で参加したときに、最終日に富士吉田チームの打ち上げに誘っていただき参加させていただいたこともあり、前田源さん、宮下さん、槙田さんとは面識あって。他には、テキスタイルマルシェ関連で、奥田染工の社長とセコリ荘の宮浦さん、はらっぱの原山さんとも親しくしていただいていて、富士吉田でも今回もご活躍。NINOWのメンバーの方とも面識をもたせていただいていて。そして、与謝野のみなさんとも再開できて。新しい仲間みたいなお出会いもいただいて、こういうのって自分で仕事やってるからいただけるような特別なことで、自分がやっていることで出会いが増え、人生を豊かにできるメリットだろうなあと思える。私の中では仕事の関係があるとかなしに、年の上下関係なしに友達だったりする。

普段工場で作業に追われていることが多くあんまり外にはでないので、今回は沢山の皆さんにお会いでき、また、お話には聞いていたテンジンさんや麻福さん、前田源さんの社長の息子さんともお話などできて充実した2日間でした。ゲストハウスでゆっくりと寝ることもできたので、今日から仕事復帰で織機も動かし初めました。今回は荷物運びの脇役のつもりで初めて行った富士吉田でしたが、林与も一番楽しませてもらい大きな息抜きさせてもらった一人だったと思います。みなさん、林与は滋賀県に戻りました、ありがとうございました。


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