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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

問題ないから大きな問題があるほうに

2018年12月12日

田舎での自転車の車道走行は、人命に関わる問題だったりするけども、あんまり人命も考えていない人たちが法律をその場しのぎに変えてゆくのだろう。免許の更新でもおじいさんが自転車で歩道のあるところで車道を走っていて、車に轢かれて死亡事故のケースをモニタでやっていて、注意しましょうということだったが、誰も歩いていない歩道を自転車のおじいさんが走っていれば、最初から安全で、命すら守れたのにと思うけど。法律が命を奪っても仕方ないで終わる。

都市部で歩行者が多いのに自転車が歩道を走るのが危険というのも良くわかるけども、そういう場合には状況に応じて、法律をしっかりと使い分けしないといけないのである。そういうのが命を犠牲にしようが面倒なんだろうと思う。田舎だと自転車が歩道を走ろうがほとんど問題がなかったのに、自転車が危険な車道を走ることになる。歩道に自転車通行可の整備すらできていない、それが危険を生む。国道で自転車が車道を走れということが法律になるが、国道でも安全に歩行者は歩道を歩けても、自転車が車に追い越されるたびに相当な危険を生む。

人が沢山死なないと法律は変わらないのだろうけども、できるなら人の命が奪われる前に、法律を人が命を奪われないように改正すべきだろうと思う。面倒がらずに、都市の状況と田舎の状況を使い分けて違う法律で人の命を守る。地下鉄や鉄道が整備された都市部では、少し歩けばいろんなことが可能になるが、田舎というのは地下鉄もなければ鉄道も無い。行政が十分なインフラを提供できず、その分自分たちで解決して行かないとならないといけないことは多い。

まあ、田舎で歩道を自転車が走っていても法律違反のケースでも警察も分かっているから捕まえることはないだろうけど、命を危険にさらさないと法律が守れないような法律というのは、本当に愚かすぎて、法律を考えるものの能力不足そのものだろう。滋賀県なんかは、従順な人が多いので自動車の昼間のライトの点灯運動なんかもあったりしたけど、今のバイクのように常時点灯しか選べない仕様なら問題ないけど、あんなのが法律になると法律違反が増えすぎてしまうという問題は考えないのだろうかと思う。究極を目指そうとすると現実が見えなくなるもので、今、それほど問題なく行っていることすら成り立たなくなる。


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