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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

正しい仕事

2019年09月21日

昨日はスタッフの子が縦つなぎをしてくれて、夕方から私と二人で2時間ほど織りだしのために結び目を筬の前まで送る作業、時間がすぐに過ぎてゆく。その後私一人で織り出しを始める。そこで、その織機の機の12枚目のソウコウのロッドから、ソウコウが外れているのを発見。ロッドが短くこれは対応しないと織り上がる織物の大きな問題になるところ。

織物というのは注意してくみ上げてゆかないと、後から正しい状態に直すことは難しい。そこで、夜中まで3時間ほどその問題の解決に向かう。スタッフの子もがんばって、まだまだ慣れないタイイングマシンを使って一人で一日がかりで繋いでくれた。5回目くらいのタイイングマシーン経験。初めてでも、教えてもらってやるのが当たり前みたいな世界があってもよいと思う。新しい人でそれができる人というのはすごく価値がある。経験者というのはなかなかそれができないもので、できない分からないの塊になりがち。

結局、そういうのが出来上がる織物の差につながってくる。それだけでなく、経験者も苦手な検反機を使っての修正作業や、出荷に向けての準備とか、動くと動いてもらっただけ仕事が前に進む。私の補助的な作業も多いけども、すべて理解している私についてこれるのだから立派に思う。目の前の頼まれた一つのことを当たり前に行動に移せる人というのは、その瞬間瞬間、正しい積み重ねで一日の仕事が成り立つので長いスパンで見ても正しい成果を積み重ねることになる。

一般的な職人さんたちと共通で苦手とするあたりが計算なんで、毎日、私が計算していることをスタッフの子にも計算をしてもらう。そういう必要な計算をできる人は少ないし、さらに教えることができる人というのは少ないと思う。できる人というのは自分の仕事として全部自分でやってしまうから、できない人に教えるなんてことは経営者でなければやらないこと。


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