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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

無名だが最高なガジェット

2019年09月20日

今日、ネットで、なんと無名のPCが私の思っている理想に近いものだったりしてしかも値段も5万円ほどで手ごろすぎる。今、プログラミングを始めていて、多くの情報を表示できないとその分手間がかかるので、どうしても高解像度のパソコンが必要に思って探していたら見つかった。値段が安すぎて驚きで中国製だが、今やコンピュータや電化製品は基本中国製や海外製が、日本メーカーや先進国のメーカーでも当たり前。

今や日本からCPU、メモリ、ディスプレイ、ハードディスクの生産がすべて消えかけようとしているのだから、日本のハードウェアメーカーも日本にありながらも、派遣のものに入ってもらって内部のシステムを作ってもらう程度。こんな風にしてほしいとかこんなことができるようにとか大学院卒や大卒のメーカーマンが、高卒のプログラマーにお客さんとして頼む形が普通。日本から日本のコンピュータや家電メーカーが消えても、市場は似たものがあって困らないというのが実態。

実は大事なのは料理する人の存在。大手メーカーの人たちが料理できなくなって、商社としてメーカーが残る形。繊維の世界でも同じようなことがあったけど、ほんと、そうなるとお客さんが料理人に頼んでものをつくってもらう世界。実際にやっている人には負けてしまうのが現場の世界で、頭がよいとかそんなのは何の意味もなく、考えもせずに正しい答えを出せるタイプの人が正解。

4K画像スペックのノートパソコンが5万円。また、そういうのはダメ元で、部品買ったと思って、自分で分解して組み立ててもっとすごいスペックに変更しやすい。今、作っている織物プログラムと掛け合わせれば、かなりすごい形の完成形が出来上がりそう。

織物を作る人が便利に使える織物ソフト、インストールしたパソコンを専用機ということで販売すると問題も少なく良いのかもしれない。織物ソフトを作っていても普通のノートパソコンだと解像度が低く作業画面がいい感じに仕上がらない。ある程度性能も高く、解像度が特に高いノートパソコンというのが、織物シミュレーションには向いている。

ノートパソコンのメーカー名すらも分からず、ノートパソコンの名前も分からない、でも、最高スペックに思えるノートパソコン。届いてそれが外れなのか正解なのか判断したい、さてどう出る?安物買いの銭失いになるかもだが、物事は、実際に自分でリスク貼ってやってみることが大事だろうと思う。糸とかだと出物があれば、一か八かで50万、100万でも買っちゃうけども、ガジェットというのは我慢すれば古いものでもなんとかなるので、なかなか5万10万が迷うようなところ。

きっと、そのノートパソコンだと織物シミュレーションプログラムがいい感じで開発出来て、そのソフトを使うのも楽しめるだろうと思う。今使っているノートパソコンは、8年前に発売されたもの。大きな不満はなく、すなわち、スピードが速くなっている以外パソコンは実質それほど進化しておらず、使い方次第、すなわち料理の仕方次第だろうと思える。けども、日本のメーカーがそういうものを作れずに中国のメーカーがそういう最高のものをメーカーの名前も出さず無名な形で販売とか、日本のものづくりはもう本当に厳しいかなあ。


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