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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

組織

2019年10月15日

小学校のイジメ問題でも、どうしようもない年寄り連中というのはいるもので、そういう連中が牛耳ってるとやはり駄目で、そういう連中を直すことは難しく排除するしかないだろう。ほとんどの判断が間違った方向に動いて、権威的で隠匿的にものごとを進めようと企む。教育の現場で目も当てられないような行為だが、私も昔、小学校の偉そうに説教する校長があまりにも力が足りないのを実感して、まともな子供たちが本当にかわいそうだなあと思ったことがある。そんな校長はいないほうがマシというものである。

繊維業界も酒を飲んで仕事みたいな時代があったけども、酒の絡まないSPAの物づくりのほうが成長したのもそのあたりが理由だろう。まともに変わってゆくときに、まともな流れについて行けるのかというと、なかなかそれは難しい。酒を飲んでばかりいた人間が仕事ができるのかというと体力的に弱いだけでなく、精神的にも弱すぎて一つの作業も我慢してできない。それだけでなく周りもそういう人間ばかりを増やしてしまう。大手SPAが若い世代を中心に健全な精神でのものづくりで伸びているのは日本の繊維業界にとって悪いことではないと思う。

大手SPAにしろ正規雇用を基本にしはじめて、あと30年経てば60歳を超えた人が大勢を占める会社になる、その時には旧来の繊維産業と同じく、仕事が面倒になった世代が若い世代を食いつぶすような構造が生まれるだろう。日本的な旧来型の体質になってしまうと終わりなのである。優良企業的な社員の時間給5000円を超える商社とかは20代30代が活躍する職場というのは、40代で早期退職や出向が当たり前だったりする。そのホワイトな5000円の時給がどこで生まれてくるのかは、下からの吸い上げによるブラックな要素。ホワイト企業がブラックな要素の吸い上げで成り立ちがちなのは、ごく当たり前のことだが、どうしてもカネという視点からすると見逃しがちのあたり。

繊維関係では、実際に現場で仕事をする人の数というものが少なくなっているが仕事をしないで指図する人ばかりが増えて、そこに余計に負担が掛かってくる。指図するのは5分10分だが実際に仕事するのはその10倍とか何十倍の時間が掛かるものである。実際に仕事している人というのはなんとか成り立たせるようなエキスパートだけど、指図する人というのは作業を一つに固定したがってそれが失敗のもとになりがち。たとえば、断水の地で、自衛隊が水の供給をするというのを現地の人間が受け入れられないとかバカが起こるのもそのあたり、人が多くて余計に本来の目的が達成できない話。できる人間なら指図するときに、自衛隊と町の両方に指図出してどっちかがうまく行かなくても早く水が届くようにするのが大事。水がダブって文句いうやつがいたら馬鹿。ゼロの可能性がワーストで、ダブるのは対して大きな問題ではない。指図している人間にとっては自分が仕切れないことにムカムカするとかの辺りだろうけど、そんな輩は向かないので最初からそういう立場から外しておくべき。

大川小学校の問題でも、津波なのにマニュアルに従って山に逃げずに飲み込まれる。正しいことをしても駄目なときが多いのも想定をしておかないといけないし。悪い結果が置きたときにも、自分は責任がないでは、マニュアルそのものが諸悪の根源で、現場の個人だと適切な判断ができるが、人の命を考えていない人間がマニュアルのほうが大事となると緊急時には会議室で決まった話に縛られて現場で津波に襲われて死んでゆくとか、津波のときに閉門作業で危険をしらされていない自警団が津波に飲み込まれて死んでゆくとか、マニュアルや指図作ろうとする人がなぜマニュアルや指図をつくろうとするのかは、結果が悪いときの責任逃れするためだったりもする。緊急時にマニュアル通りにうまくいくことはまずないから、最新の飛行機でも1度ならず2度落ちる。飛行機に問題がないという想定でのマニュアル。飛行機に問題があるときにマニュアルは意味がないのである。大津波が来るという想定のマニュアルならよいが、大津波を想定していないマニュアルなら、大津波が来たときにはそのマニュアルが人の命を奪うこともある。情報を握っているものが正しく情報を流さないとならないのに、その情報を流さずに人の命を奪ってしまう。マニュアル作ったものが責任感じてたら、自分の責任認めるだろうけど、責任感じない人間がマニュアルを作っている。


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