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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

サンプル

2020年03月19日

急ぎの件でのサンプルの制作、在庫の糸を使ったのがちょっと失敗だったか、一つの配色を織るのに苦戦、織機に問題はなく、糸の問題で、染屋さんに問題があるというよりも、糸の糊付けの問題があるのをあえてサンプルで数十センチ必要なだけだから、横糸用を縦糸に使って強行したのが、予想できた問題の発生。2m織るのに数時間使って予定分織り終えたが、本生産は新たに糸を染めて使おうと思う次第である。

レピア織機の消耗していたナイロン樹脂のコロも予備用も含めて10個つくることにした、何十年も交換をしていないコロだけど、4台ともコロを交換してあげようと思う。1mmすり減っただけでうまくうごかないなんて不条理にしか思えないが、織機というのは正直だなあと思うのである。

織機がうまく動かないときに私自身の中にはたぶん原因はなになにだろうと思うのが一つ浮かんで、だいたいがそれで解決、解決しないときに他に思い当たる件を2件3件あたってみて、それで解決しないとすごく自分の中に直せないのではないかと思うプレッシャー、最大10か所くらいの調整を加えてみたりする。それでも直らないとその織機が使えない状態が続くので落ち込んでたりもする。

そこまでやれる人ならこの仕事は成り立つだろうと思うけど、そこまでやれないと成り立たないのがこの仕事だろう。普通なら7年とか10年で償却して新しい織機に入れ替えて対応するというのが、正しい?考え方だろうけども、そういうモノづくりをしていると逆に機械メーカー依存の物づくりになってしまって、機械メーカーがないと織物がつくれない体質に陥ってしまう。問題が起こったときに正しい原因にたどり着くことが大事で、その原因を解決できる力が必要なのである。


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