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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

ハンカチで鼻をかむ文化

2020年06月16日

新型コロナとマスクの関係と、欧米で鼻水が出た時に飛び出すのが、日本のようなポケットティッシュではなくハンカチ。あと手鼻をかむ国もある。実はハンカチで鼻をかむ文化もコロナの問題に影響を与えているのではないのかと思えたりする。結局、ハンカチを何度も使えば鼻水そのものが手についてしまうわけで、使い捨てのポケットティッシュのほうがウィルスの蔓延を防げることになる。新宿のホストもスーツで決めているので接客時は風邪の症状の時にティッシュペーパーをまき散らすよりもハンカチ派ではないのか。

日本も含め、台湾やベトナム、アジアの文化は案外、やわらかい使い捨てのポケットティッシュの文化なのである。日本も年配の人の死亡率が高いのは鼻をかむのにあまりティッシュペーパーを使ったりしないのではないだろうか。若者だと風邪ひくと一箱がすぐになくなるとかもよくある話。布マスクも、内側を手で触れると同じ効果があるので、取り外した際などには注意は必要だろう。

イギリスだけでなくイタリアやフランスもハンカチで鼻をかむ文化が根付いていて、高貴な人たちが結構、コロナに感染してしまっている。日本人は手を鼻水で汚すことは少ないが欧米の人たちはハンカチで鼻をかんで何度も使うことで手が汚れてしまうということに繋がる。伝統的を重んじる文化がこの新型コロナには通用しにくいあたりだろう。手を洗いにいくにもドアノブを握るのでドアノブがウィルス汚染されやすい広がりやすい話。コロナウイルスを軽んじてしまうと、お辞儀じゃなく、欧米のハンドシェイク文化も感染を加速させることに繋がるだろう。欧米では社交的な生活をしている紳士淑女が新型コロナの感染リスクは高いのかもしれない。

ポケットティッシュ持ち歩く文化とマスク文化は整合性があるようにも思う。マスク文化圏では風邪気味の時にポケットティッシュを持ち歩いて鼻を噛むイメージがある。世界的に若い世代はポケットティッシュで鼻をかむのが普通になりつつあるだろうけども。欧米では鼻をかめない硬いティッシュもまだまだ多い。欧米でもクリネックスは有名だが、アメリカでティッシュといえば、日本のように柔らかいティッシュペーパーよりも硬めの袋詰めされたペーパーナプキンみたいなイメージが残ってる。そのペーパーナプキンを鼻をかむのにつかうかどうかは迷うところ。

コロナを軽く考えた国は蔓延するし、ロックダウンして収束しても気が緩めば再燃してしまう。医療関係者が感染状態で働いていると病院内でのクラスターや医療崩壊。それを避けるためには自制は必要ではないのかと思う。


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