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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

女性の優秀さ

2020年10月21日

私が女の人がすごいなあと思ったのは、高校の時、40人くらいのクラスで女子は10人くらいなのだが、その10人くらいが成績の上位7名、8名だったりする。私は最初それに気が付くこともなく、クラスの中で女の子が少ないのはやっぱり男のほうが勉強ができるからなのだろうかと思っていた。

ある日、クラスメートが、上位10人のほとんどは女の子だよ、といわれて、ぎょえー、普通に真面目におとなしくかわいく見えている女の子たちが頭も優秀、遊ぶのに一生懸命で馬鹿な事やってる男たちが馬鹿みたいな現実。

女の子たちというのは、男の子たちには見えない逆にすごいプレッシャーがあったんだろうと思う。ほんわかとした雰囲気の中で、それなりに自分でやってる人たち。高校3年の時にも、医学部を目指していた女の子がいてその子は授業中に受験勉強。

普段一言も話すこともなく親しくもなかったが、私がいつも分厚い英和辞典を机の中に入れているので、授業中、後ろから貸してほしいと頼まれた。頭の中にほとんど辞書が入っていて、ほんとに困ったから頼んで来たんだろうなあと。辞典に頼っている私とは雲泥の差。また、女の子だから、分厚い辞書なんて持ち歩くのがダサくて恥ずかしくご法度だったと思う。

授業を聞くのに必死な私と、受験勉強に必死な人。自分自身でやらないとダメなことを自分自身でやる力というのを感じたのもそのあたり。京大とか医大とか目指している人たちというのはほとんどがそんな感じで、教えてもらうじゃなくて、自分で求めて理解していく能力を養ってられたみたいな感じ。高校生なのにすごいプレッシャーの中でかわいそうなと思ったのもそこだけど、普通にみえてそれだからすごいなあと庶民的な林与は格の違いを感じたのである。

あと、大人になって、高校大学と馬鹿してた人たちが、社会人として優秀になられていることも多い。ヤフーのチャットで、夜中、インストールに関してのコンピュータのことを質問したら、ハンドルネームがアホなんとかだったのに、すごく親切に教えてくれた。この人すごくこんぴゅーたのこと詳しいなあと思った。京都の高校だということで、なんとそれが高校時代のクラスメートだったとかでびっくり。ハンドルネームの名前の由来も、分かる話なのである。

真面目ばかりじゃなくって、若いころに馬鹿してなにかに没頭していることも大事だなあと思う次第。なにかに没頭できる人というのは結局、何かの道を究めることができるので、仕事も無欲の極みみたいなところがあるから、成功しやすい。たとえば、体育会系の人にしても、何も考えずにとことんできるタイプが多い。そういう人というのは、大人になってからでも目の前の物事をやっていくのには一番迷いもなく強いタイプ。日本の社会において自分で仕事していくには、案外、このタイプが良いだろうと思う。苦手なことでもそれなりにできる人たち。とくに、仕事というのは頭で考えるだけじゃなく行動に移す必要があるから行動力というのはすごく大事だったりする。


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