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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

機屋体験

2020年11月02日

今日から、6日までの予定で、東京からお二人が林与で機屋体験。お二人の会社のいただいている仕事を自分自身で、整経、機の交換、つなぐ、シャトル織機を使って織る、補修、など体験してもらうことでどうやって布が出来上がるかの4泊5日。

機替えを2台経験してもらって、整経の途中から終わりまでの6バンド、整経の糸の片付け。夜の8時過ぎに1日目が終わる。

整経なんかにしても私自身が整経を出来なかったら織物を考えるときに整経のことなどあまり深く考えないだろうなあと思う。今、整経屋さんというのはどんどんと少なくなって機屋よりも整経屋さんを見つけることが難しいかもしれない。林与もまだ小回りが利くのは自分の中で整経をできるから、ただ、自分の中でやると費用は余計に掛かるだろう、でも、思い通りの整経ができることが一番よいこと。整経も誰がやっても同じように見えるかもしれないが、上手下手の差はすごく大きいそれが織りやすさの差、モノづくりの差となってくる。整経を失敗すると仕事が全没になる可能性もあるので、整経というのは確認を何度もできるようなタイプの人にやってもらう仕事だと思う。

整経も整経のドラムを回して巻き取るだけでなく、糸を小割して立てたり、糸を固めて片付けたりまでが整経の仕事で、糸の管理という要素までも含む。麻糸の場合は糸がよく切れるので、それを切れたままにしないで必ず結んで、できる限り糸切れのない整経を目指す。時間が本当にもったいなく思えるくらいの仕事だが、合間を見つけて別の事を並行してやって成り立たせるのが一つの方法。
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