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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

小さなミス

2021年01月13日

コンビニで発売の期間限定ビールが小さな印字のミスで発売が中止になりそうになったが、一転して発売されることになった。本質の部分には影響を与えないことでも100点ばかりを要求していては、今の働く時間もが限られた社会では成り立たせることも難しいだろう。ベストを尽くしていても失敗したときに修正が難しい時にはそのまま行ってしまうほうが笑い話で済むことも多いだろう。

織物なんかでも、上手な人がつくればほとんどキズのない織物が織りあがるけども、下手な人がつくれば仕事しても売れるレベルのものが作れないことがほとんどで、そういうのを自分で直したりする人だと直すことの難しさや手間が分かるので上手に織ることを心掛けるようにもなる。他の人に片付けてもらっている人というのはいつまでもなかなか難しいまま。

小さなミスなんかは誰かがリカバーすれば済むだけのことでそれを責任問題にしていればうまく行くこともうまく行かなくなる。新しい企画なんて言うものはそういうことが多いのが当り前で、何人もが確認していてもミスというのはありうる、英語のスペルミスなんてアパレルのアイテムには多いもので、スペルなんてデザインととらえて、だれもそんなのを気にしてはいないくらい。

以前展示会の案内状のはがきにスペルミスがあったけども、それを訂正して新たに印刷しなおすよりも、展示会の案内というところは十分に満たしているので、わざわざ刷りなおすもったいないことをするよりは、そのままGOしておられることに好感が持てた。

本質的な部分が大事で100点じゃないこともいろいろやってたら普通にあるだろう。近所の野菜農家が今年は野菜が豊作だろうからか、収穫したものを捨てておられた、豊作の年の野菜というのは収穫もされずにそのままトラクターで粉砕されてしまうこともある。そういうのを農家の苦労に報いるようなプロパーな値段で流れていくような方法があればよいのにと思う。よくありがちなのがタダで分けてほしいみたいな話で、それが本当に役に立つのかというと都合よく他の人がやっていることを利用して得するみたいな独りよがりな考え方で好きじゃない。

野菜は、農家から出荷されるときに不揃いなものは弾かれて、また、選別機関で選別され、スーパーの店頭に並ぶものは見た目がきれいなものだけ。そしてそれが売れ残ることがある。そういう売れ残りの部分に関しては大量廃棄にはならず安く飲食店などの業者がまた活用するがあるんだろうけども、そういう流れだと、やはり形の良いものだけを作ろうとすることになる。だから農薬をたくさん使っての生産が安定する量産タイプになってしまう。道の駅なんかは、やはり作り手がそのまま物を並べるシステムなので、不揃いなものまでたくさん並び、まだ弾かれにくい。画一化的な品質管理が、値段を2倍3倍にしながらロスを生み出すことは一つの価値観ではあるけど、別の価値観があっても良いと思う。フードロストはすなわち100点以外はダメダメの70点を認めない安定志向な社会の裏側。

道の駅に並べたからといって必ず売れるということもなく、その苦労のほうが大きいこともあるだろう。近くのスーパーが地場野菜を売るコーナーを持っておられ、そこは好評のようであるが、そこにもいろんな農家の苦労、スーパーの苦労、そして消費者の思いがあって成り立つようなものだろう。

東北大震災でも学校給食には放射能汚染地域の食材を活用する話でも、国会議員や公務員の食べるものに積極的にそういう食材を動きをするのかというと、高級な安全な食材が当り前。先も長くない人間がこれからの世代に良い食べ物を回し自分たちが日本のしわ寄せを受け入れることをしないのは正しいことなのか。日本の政治や行政というのは、後進国の児童労働に通じるものがあるなあと思える当たり。


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