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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

せっかく

2021年05月17日

私の場合、どうしても仕事していると納期とかに追われてしまって自分の周りが見えなくなることが多い、今日も思ったのがちょっとこの作業は難しいかと思い込んで自分がやってしまっててアカンなあと、できることはちょっと大変そうなことでも、どんどんと新しい人たちに覚えてもらってできるようになってもらわんと、最初にそういうのを躊躇していると結局次も同じで。

仕事する機会があるんだから本当の生産を任せてやってもらうということが大事で、それが次の世代の人たちのやった実績になる。初めてやるのやから分からんことも多いし、大変やろうけども、分からないことでもやってやれないことはないみたいな感覚をつかんでもらうのが大事だろうと思う。

今、アパレル業界で何十年の経験者がリストラにあっているけども、結局は、自分がやっていこうとする人だと独立してもやっていけるだろうし、他の会社や業界に行っても通用するだろうし、リストラしないといけない傾いた会社を立て直すことも可能だろう。大事なのは、地力があるかどうか。地道に続けてゆくようなぶれない姿勢が大事だと思う。

今日も、工具を探していてモンキーレンチ取って来てというと、えっ、私が?とならずに、取りに探しに行ってくれる。そういうのができるタイプの人とできないタイプの人があろうかと思うが、そういうのできるタイプの人がやはり動けて仕事もできるタイプだろうと思う。

私自身、自分が一人の時にはもちろんモンキーレンチを探しに自分自身が行くのだけども、新しい人と作業している時には、ある場所が分かっていても自分が取りに行った方が早くても、自分が行かずに新しい人に頼む、偉そうにするとかじゃなく、モンキーレンチが何なのかとか、どこにあるのかとか、どういう修理に使う道具なのとかなど、を知るきっかけになると思う。さらに、分からないから見ているだけじゃなく、手伝うために動くという姿勢を身に着けることになる。その次のステップとして自分一人でやっていくというようなのに繋がってゆくんだろうと思う。


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