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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

出荷

2021年05月29日

今日、スタッフと話をしていて、1か月前のことが遠い昔のことのようで、時間がすごく早く過ぎてゆく、私も同じ感覚で、いろんなことを詰め込んでやっているので、時間のたつのがすごく早く、私からすれば慣れているはずの仕事でも、新しいスタッフとインターン生とでする仕事というのは新鮮である。

仕事というのは、本来は落ち着いてしたいものであるけども、時間に縛られてしまい追われることが多い。スタッフも、リネンデニムの染まりあがった綛の糸をチーズアップするところから始まって整経の準備作業をしたり整経作業もできるようになって、縦繋ぎを初めてタイイングマシーンでやったり、シャトル織機で織るを経験したり、そして仕事のゴールの検反作業を終えて出荷作業の一連の織物工程の本生産を2回経験した。

納期があるなか1回で正しい答えが出せないと駄目だという厳しさを、自分で引っ張っていっていってくれ、やりましょうと自分で目標を立ててクリア。予定通りに仕事がリネンデニムの仕事は2回、回った。リネンデニムだけでなく、並行して、キッチンクロスやストール生地なども初めて本生産を織る経験をこなしてくれた。今の織るのが難しい、本麻の黒も経験をしてくれ、本麻の黒を正しく織れるようになるのももうすぐだろう。この前まで林与いてくれたスタッフの女の子が、私がほとんど教えることなく本麻を最初からキズなく織ってくれていたのは本当に珍しいことだったと思う。今の染めた本麻の縦はこの10年ほどで、昔の職人さんでも正しくは織れないほどに織るのが難しくなってしまっていて酷な話。

できる人というのは初心者で分からないことが多くても乗り越えて、最初からやるみたいなあたり、言動に違いみたいなものを感じる。私も経験者ではあるが力強く応援してもらっている感があり作業の中の力仕事やより高度なことを全力でやらんとなあと思う。


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