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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

2021年08月13日

住んでいる周りでは雨が降って肌寒いくらいで済んでいるが、雨の被害というものは川が氾濫して決壊したり土砂崩れに結び付くと人々を襲う。家の近くを流れる川幅6mほどの川も子供のころに直線的に改修される前は、グネグネとしていて水害も頻発していたということである。

川には障害物になりそうなものを設置してはいけないという法則がある、たとえ木1本でも、横向けにつっかえるようなことがあれば、それが多くのごみを堰き止め、川を氾濫させるような原因になりかねない。

水害が起こるのは堤防よりも低い地域が多く堤防が決壊したときには危険が迫る。滋賀県にも天井川が多く、愛知川は天井川で、天井川というのは水田に水を引くのが容易なのだが、いざ氾濫すると周辺を水害を及ぼす。

愛知川もいつの昔かしれないけども、たぶん江戸時代くらいの昔は東円堂の流れと呼ばれる場所を流れていたということ。それが今の愛知川の場所に移って、その愛知川の名残の川が安壺川ということらしい、安壺川は宇曽川に合流する。

御幸橋が愛知川商人によってつくられる前は、愛知川の反対側の中山道付近は東円堂だったということらしく、たぶん、東円堂の農家の人たちが人を担いで渡しをやっていたのかなあと想像。

雨が降ってもそれほど今は水害を心配することがないことが当り前に思うが、今まだ70くらいの人たちは東円堂というのは水に浸かってしまうのが当り前であったような記憶を持っておられる。農業用水としての安壺川だけども、農業関係者が常に水害の警戒をして県などに訴え河川を改修することで水害が減ってきたのだと思うところがある。

6月末だったか、30分ほど今まで経験したことのない滝のような大雨が降った。すると、瞬く間に側溝はキャパオーバーで道には川のように水が流れ出した。正確な時間は測ってはいなかったが30分くらいの雨だったと思う、たかだか30分であそこまでひどいかと驚いた。3日降り続く雨だったりしたら、集落の家の玄関は道よりも70cmほど上がっているが床下浸水とかも十分にありうるだろうなあと思った。田んぼは沼と化すだろう。

異常気象に思うが、今後はこういうことが毎年ほど起こるようになるだろう。数年前の風の被害も異常すぎたし、雷が近くの電柱に落ちて林与の前の街路灯が点かなくなったとかは、50年ほど生きていて初めての話。

私は家庭の高熱費なんかに疎いので、家庭での電気代がエアコンを使っていると2万とか3万とかいう話を聞くとびっくりする。家庭用でも、エアコンってすごい電力消費なんだなあと。電気屋さんが普通の家でもエアコンを4台5台の家は、60アンペアとか引いておられるとか、普通の家もなかなか大変だなあと思う。


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