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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

自転車

2021年11月06日

長年つかっている自転車の空気が抜けがちなので一度自転車屋さんにタイヤを見てもらおうと、朝、自転車屋さんに自転車を持っていく。午後に取りに行こうと思ったら直して届けてくださってて会社に置いてあったのでびっくりで、昔からの付き合いというのは心配していることをちゃんと裏でやっていてくれる。お金もツケでみたいな昔風の計らいで、母親にはらいにいっといてと頼んだけど。

自転車なんかも大事に乗れば一生ものだし、商品の品質が高ければ高いほど、新製品というのは売るのが難しくなるんだろうと思う。トラブルも少なくたまにしか修理も必要ないし、自転車というのは価値のある乗り物だと思う。が、自転車を使うことが田舎では昔と比べて遠出するときには車道を走らないといけないなど大きな命の危険を伴うようになってしまったのが残念ではある。田舎なんかでは自転車をつかっている大人がいるとほのぼのとしていてよいとおもうんだけども、歩道を走れないことでそういうのも難しくはなってきている。

自転車と手織りの機って似ているなあと思う。力織機が自動車なら、手織りの織機は自転車。レピア織機が普通の自動車としたら力織機は旧車みたいなものだろうと思う。普通の規格の織物ならレピア織機でのモノづくりなども提案をさせてはいただくことも多いけど、ときどき織れない糸もあったりして、今はレピアでの織企画が糸の段階で難しいこともある。一方で、レピアにはレピアの特徴があって、織物によってはレピア織機のほうが適している場合もある。例えば、縦が綿で横が麻の織物などはより高速に織れるのでレピア織機が適しているだろうと思う。レピア織機のほうがピックファインダーが付いているので後戻りできるので、織段や織キズも少なく織れる傾向がある。レピア織機の横糸切れの処理は簡単だけども、シャトル織機の横糸切れの処理というのはすごく慎重にやらないと織段につながる。



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