for English speakers: Welcome to HayashiyoWelcome to Hayashiyo
リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

大手

2022年01月05日

国内の大手の織物系が受注を回復しているというような話を聞く生機生産の後染め型のものが主体だろう。中国で生産されていた国内のアパレルなどが、国内での製造に切り替えたり、国内生地での製造に切り替えたりが影響しているのだろうかと思う。今まで安価だった海外の生産が、コロナで納期も見えずコストも上昇で、国内シフトされている国内の繊維関係の業者さんも多いようである。大量生産型のものがコスト上昇や納期などの絡みで国内で代替的に生産され始めているのだろう。

本来だと海外のほうが大量生産に向いていて生産性も高かかったのが、コロナ、地球温暖化問題、エネルギー不足で、生産に規制が掛かったり、物流が影響を受けたりと、コロナが始まってからの2年ほどは旅行も影響を受けているけども貿易も同じような影響を受けている。店頭がまだそれほど好調ということでもないとは思うけども、通販などの部門をもっている海外生産比率の高かったブランドで国内生産の比率は高まっているのかもしれないと思う。

中国では不動産バブルが崩壊の兆しが見え始めていて、日本のバブル崩壊と同じ様な流れも想定はしておかないといけないと思う。日本と同じ土地神話が30年40年後の中国に不動産神話として訪れてそれが日本と同じ様に崩壊するのか否かで、5年前まで超一等地のホテルのテナントもコロナという要因も重なって空室ばかりになって暗転してしまった感がある。一番の一等地が集客ができず地代が高すぎて一番商売が難しい場所になるという、地の利の商売が、地の利がマイナスになって人が集まりすぎれば営業すらもできないというような話になる。

1990年代に、カリフォルニアの土地よりも日本の田舎の土地のほうが何十倍も高かって、なんて日本は特別扱い何だろうと思っていたけど、自然淘汰の原理で、カリフォルニアの土地のほうが今は何十倍も高い。1990年代というのは今のアメリカに近いほどにエコノミックアニマルといわれたくらいの日本。今はアメリカがまさにエコノミックアニマル的な存在で、かつてのバブリーな日本をはるかに抜いてしまったとも思えたりする。


ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内