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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

結果的には良かった話

2022年01月20日

11月ころに1月中旬の納期でできないかという海外向けの話があった、もう予定が埋まっていて2月ころからしか仕事に取り掛かるのが無理がみえていた、そこから1週間ほど掛けてそれ用のテストサンプルを作って送ったのだがEMSなども異常に時間が掛かって相手に届いたのは1週間以上後とかで、その時に、この仕事は受けるのは難しいと判断した。今、1月中旬すぎその仕事を受けていたら大変な状況になっていただろう。生産するだけでなく輸出というのはかなり用意に時間と費用を要するもので、相手がそれを理解してくれないといつになりますかばかりの質問。急げば反物以上のドアツードアコストが掛かるとかもある。分かっている人が話をしていると無茶もないのだろうけども、分かっていないと説明すらもどこから説明してよいのかも難しいところがある。みんなあまり物流の難しさの状況は分かっていないと思う。

また、テストサンプルを作るときに、すでに本生産分の糸までも確保したりしているのが普通の話で、注文する側というのはサンプルを少しだけ見たいような話。それが簡単ではない、糸も織れる糸を確実に押さえておかないとならないし、キッチンクロス系は耳までリネンとかだと織れる保証はより少ない。海外向けの話は流れたのだけども、他に3件くらい糸探ししてから織らないといけない宿題みたいなものを抱えていたので、そのテストが一つの解決になって別の量産の話が2月に織る仕事。他に自社のダブルラインのキッチンクロスの在庫も少なくなっているので織らないといけない。

4月頭くらいまでの仕事が埋まり始めて来た。4月5月には自社のダブルラインキッチンクロスの在庫や定番のソフト仕上げを織ろうと考えているが、たぶん、他に仕事が入って夏に掛けて自社の企画分は順に作っていくような形になるだろう。加工とか染のこととかいろいろとやりたいことは残っているがばたばたしているうちに、夏になって生産時期にまたはいっているんだろうなあと思う。1年というか、いろんなことやりすぎて10年前とかでもこの前の感覚だったりする。


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