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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

キッチンクロス

2022年02月12日

特注で作った段ボール箱が弱すぎて、梱包も完了した箱にいっぱい詰めた段ボール箱を運送会社に持ちこもうとしたら、破れてしまいそうな大失態で量を半分以下に減らして詰め直し、4個口から11個口に詰め直して再度出荷の準備でお届けが完了。ほんと新しいことというのはいろいろあってうまく行かないけどもいろいろと勉強になって次はもうちょっと高さを低く作ろうと思う。

耳までリネンのキッチンクロス、耳までリネンの耳に泣かされるような話で、耳が切れて織りなおしたりそこで織機の調整を加えたり、耳までリネンにすると織るのに2倍3倍の手間が掛かってしまう。難度が高すぎて私が織っていても綺麗に織るためには織機を熟知している必要がある。糸の投入量からロス率を計算すると3割以上程度になってしまってる。

でも、上等に見える布なので、キッチンクロスという用途以外にもなかなかない雰囲気を持っていて、手伝っている母親や姉なんかも、ええ布やわ、ええ布やわとばかり言っている。ブランドデザイナーさんの力みたいなものも感じることができるのは色柄の素敵さ。チェックの多色ものなどは本当にかわいい。デザイン力で有名なブランドさんだけに良いなあと思える形に仕上がってうれしい。本腰な多色使いの先染めの仕事であった。

キッチンクロスも見た目以外にも大事な要素があったりするので、そういうあたりも今回は注意して糸や染、加工方法なども私自身のリネンキッチンクロスの経験からベストであろう選択をした。





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