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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

ミニマムライフ

2022年04月22日

ミニマムな生活を心掛けることは大事だろうと思う。なるべく買い替えずに長く使うとか、中古のモノを購入して使うとか。私場合は仕事の織機にしても引退された方のシャトル織機を使ってたりして、そのシャトル織機の電力なんかも1台あたりレピア織機の5分の1くらいとか。レピア耳を使うのがエコだとされている今の時代に、捨て耳のでないシャトル織機というのはその上を行く超のつくエコスタイルの一つだと思っている。

織れるスピードが遅いのでマイナスに思うかもしれないけども、それはそれで大量生産が難しいことにつながって無制限に作れるようなものでもない。人の働く限界のほうが浅い。糸が切れやすい麻織物をシャトルで織るというのはなかなか難しいことだったりする。生成なんかは色むらの問題があったりして余計に難しい。そういうのをクリアしてシャトル織のリネン織物が生まれる。よいんじゃないかい。

職人さんレベルでもシャトル織機の生産性の低さと糸の問題などで食べていくのが難しいところがあるので、つくるのには緊張感と覚悟と布を手直ししたりする根気が必要で、そういうのを乗り越えるとシャトル織のリネンが生まれる。自分だけの独りよがりかもしれないけども、耳までリネンとなるとさらに難度は高くなるから、そういうところがまたおかし。

織物というのは、織るだけでなく、糸、染、糊付、加工など他の要素が重要で、私の考えるのは基本より人々に愛されて来た加工方法。新しい加工もたくさんあったりするけども、麻織物の産地で、染や糊付、加工など麻に精通し生み出されて何十年も続いている加工方法は実績もあり安心できるのではないだろうか。今、定番のソフト仕上げシリーズは在庫少なくなってしまっていますがまた落ち着いたら作ります。

私の使っているノートパソコンも今のタイプは私が29歳の時に発売されたレッツノートのSX1シリーズ。今私は53歳なので、その後に発売されたSX4まで20年近く前のノートパソコンということになるが、メモリを増やしてハードディスクをSSDに交換して、今も現役で、壊れては中古を手に入れて使っているが、今の最新のノートパソコンとビジネスユーズや動画を見る程度では変わりない。作りがしっかりしていてキータッチや安定性なども含めて、しっかりよくできているのが当時のノートパソコンで、実際に20年近く使えているシリーズである。多分、私はずーっと使い続けるだろうと思う。若いころに一番最初若いころに20万円出して買った思い出があって、その時に買った記憶が残っている。そのときからノートパソコンがあまり進化していないように思うのは私だけだろうか、スマホはどんどんと進化してノートパソコンを取り込んだけども、ストロークのしっかりしたキータッチでキーを叩いて文章を打ちたい私のような人もいるんじゃないかなあ、これぞキーボード。20年前のパソコンが現役で動いているというのもパソコンよりも人間のほうのn能力の限界が浅いということだろうか。

ネット時代になって、テレビも新聞も雑誌も本も、国際電話も郵便も必要なくなって、メディアもインタラクティブ化した。家の中に世界があるみたいな今日。ちょこっとパソコン叩いて考えに躓くようなことがあればそれを頭で考えながら仕事しながら紐解いたり。

ウクライナなんて、どうかんがえてもロシアが悪いようにしか思えないが、ロシアの年配の多くの人はロシアが正しいと考えている。ロシアの若い兵士たちの多くも戦いたくもないだろうにそれでも戦場に送り込まれる。ロシア国内ではかつてのソビエト連邦的な栄光への憧れが、ソビエト連邦時代を知っている人たちの中にはあるのではないかと思う。今の時代に、武力侵攻で平穏な生活を破壊されたり、若い兵士たちが戦いたくもないのに戦場に送り込まれ、相手を攻撃して殺さないとならず、また死んでゆく。むちゃくちゃなことが世界で起こっているが解決方法もないのがすごく不思議。


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