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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

篠山タータン

2022年06月09日

今朝は、訪れてみたかった丹波篠山のSASATAN工房、渋谷さんのお店に始めて朝伺った。丹波篠山、遠いイメージがあったのだけども行ってみるとそれほど遠くないことに気が付く。手織りの織機を2台とりあえず、まだ動かない状態ながら置きに行く。渋谷さんとも1年半ぶりくらいだろうか、お会いできて、広々とした素敵な空間でうらやましい。

お店の中には、林与が織らせて頂いた篠山タータンの生地で作られた小物などがいろいろ。布ってやっぱりそれなりに存在感があってインパクトある。篠山タータンのチェック柄は林与の先染めの柄の中においでも、際立つようなデザイン性のある多色使いのチェック柄なので布を作る人は手間が掛かるのだけど、渋谷さんご自身が林与に来て糸を割ったり、整経を建てたり、経糸を繋いだりして、5配色の展開という形で、お客さんも5配色のなかから色を選べたり、柄の大きさをを選べるので、篠山タータンは表は華やかでも、渋谷さんの地道な努力が裏であって成り立っているような世界。

地元の丹波篠山の町の町おこしのイメージにも貢献をされていて、周りへのインパクト大きかった感じでお隣の多可町もタカタータンをイメージに町おこしで、多可町ではタータンサミットが開催されたというお話。タータンというのは基本は素材はウールで2/2の綾織物なのだけども、まあ、多可タータンは西脇産地のイメージの綿織物、篠山タータンは渋谷さんが好きなリネンベース、ほかは素材は何なんだろうか???

午後からはANSNAMの中野さんが東京から、シャツを作られるということでシャツ地用のチェック柄を探しに来られた。2時間ほど生地を検討されてそのあとお忙しくトンボ返りされ、私も夕方から早めに休憩をとって夜中起きて仕事の続きを行う。


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