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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

東京

2010年07月22日

今日は、東京のアパレルさんの展示会を拝見いたしました。今回も、車です。朝6時半頃に滋賀県を車で出発して、午後1時半くらいに東京アパレルさんに予定通り到着しました。弊社のリネン生地も製品にしていただいており、スカート、パンツ、コートになっていました。リネンなのに来年早々からの店頭に並ぶそうでその辺りが非常に新鮮です。感想としましては、生地で見ているときよりも製品になって品がある感じがしました。

他の商品の特徴などを見せていただき、リネン関連で、求められているような新しい素材ができないかなあとお話を聞きながら考えています。特殊なものを作ろうとするときにやはり糸から考える必要があるなあと思います。来年に向けて複合素材でなにか面白いものを考えて見ましょう。ストールなんかも拝見しました。一見して楽しそうでインパクトのあるものが多かって、普通のシンプルじゃあない世界のものではないので提案しやすいかなあと思います。素材にもこだわられ、ブランドさんがブランドさんとして個性と方向性をもたれているのが強いところではないかと思います。

その後、オーガニックコットンを主体に扱われております。アパレルさんにお邪魔しました。ブランドさんの全体的な商品のイメージがリネンの世界ともよくあう感じがいたしました。地元の縫製工場さんのお話などもさせていただきました。弊社がリネン商品の新しい分野を開拓しようと取り組んでいるところなどにも興味をもっていただいているようですので、今後、少しづつ広がっていくのではないかと考えております。

夕方、昔からよくお世話になっていた生地商さんが独立されたアパレルさんにお邪魔しました。15年以上前の懐かしい話がたくさん出てきます。その当時、リネンの良いものをどんどんと取り上げていただいていて、どんどんと良いものを提案すればさらに良いものを求められる、とことん贅沢な時代もあった昔話を教えていただきました。まだ、私が仕事に入りかけた頃の話です。

今回、六本木のライフスタイル関連のお店にも立ち寄りたかったのですが、帰らないといけない時間が迫ってきて断念です。一日じっくりと私自身が自分の布を扱ってくださるブランドさまのお店の店頭を順番にじっくりと眺めて見れればなあと思います。普段時間がないなら日曜日にすればよいと思われるかもしれませんが、それ自体が本当に難しいというのが林与の境遇だったりいたします。

朝方、戻りまして、加工からあがった反物を確認いたします。細番手の生地ですが、十分厚く織りあがっていますが、生地の表情や生地幅の問題も考えますと適切なのかと思うところもあり、即断は駄目ですので、しばらく置いてみて自分の中で答えを出そうと思います。


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