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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

大阪

2022年10月26日

今日は午前10時に大阪の綿業会館に到着、手織りの織機を2台持ち込んで手織り体験イベント。今回の会場のテーマもSDGsがテーマとなっている。ペットボトルなどの再生繊維や洋服を再生した再生衣料などの企業などが多く出展。こういうイベントに出展させていただくと、いろんな意味で今のトレンド的なものを知ることができる。基本、林与のものづくりというのはぶれなくてもよいんじゃないかと考えていて、麻織物というのはそれ自体が非常にエコなものづくりでサステイナブル、丈夫な繊維なので、長く使える良いものを作るというのがいいんじゃないかと。

今日は、ESINの伊藤さんとコラボで、手織り体験コーナー。手織りの織機というのはやっぱり存在感があって、今日も専門学校の学生のみなさんなどがたくさん体験をしてくださった。学生の方の場合には、友達同士で体験してもらうパターンが多く、二人が興味を示して一人が織ってくれていると他の友達も集まって来てみたいな感じで、学生さんらしいと言えば学生さんらしく、手織り織機に興味をもってはくれているのだけども、一人だと近寄りがたい感がやっぱりあったりするんだろうなあと思う。

ESINの伊藤さんは、本職がパターンナーで、手織りは初められてまだ1年ちょっとなんだけども手紡や草木染などもされていて、1年の経験というよりはプロの実践という感じで、ストールなども一つ一つ市販レベル以上のものをつくっておられる。もうすぐ販売もスタートされるということで、このビジネスマッチングイベントも良い機会ではないかと、ブランドPRも兼ねて、手織り体験のコーナーも担当くださっている。いろんなことが出来る方なんである。

今回は、手織り体験コーナーも盛況で、初めて織られた方はやっぱり、目からうろこみたいな経験だったと思う。だれでも最初から簡単に織れる。こういう機会を通じて織物に興味をもっていただいたり、また、自分で手織りをしたいなあと思う人が増えればよいんではないかと思う。私自身も織物に携わっているものだけに、織物に興味をもってもらえることは本当にうれしいことだったりする。


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