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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

東京

2023年04月01日

今朝は朝まで仕事をしていて、2時間仮眠をとってから新幹線で東京に出発。米原の駅に着くと困ったことに駐車場の空きがなく、駐車場探しで20分、30分。予定の新幹線が出てゆく、駐車場を見つけてホームまで行くも、携帯がないのに気が付いて、車に携帯を取りに戻って、また、新幹線を乗り過ごす。ひかりからのぞみへの名古屋での乗り換えでも、望みに乗る前に切符を確認すると無いので、もしやとおもってひかりの開いたドアの床ほうをみると切符らしきものが落ちている、見つけて良かった。

東京につくと11時半で予定よりも1時間以上の遅れ、林与がキッチンクロスを織らせてもらっている東屋さんに初めて伺う、社長のお気遣いで食事しながらということになり食事しながら、仕事のことだけでなく雑談的なこともいろいろと、長く続く定番化するようなモノづくりを考えていてくださる。

企画の方もコロナ前には3日間2人で、林与にこられて東屋さんのキッチンクロスを作る工程を経験してくださった。その3日間というのは、一緒に作業をしていただくためにスピードは落としてはいたものの新しい経験づくめで1日中立って動きっぱなしの仕事で相当ハードだっただろうと思う。経糸の整経を建てるところから始まって、経糸を巻いて整経を巻き取って、巻き取ったビームを織機にセットして経糸を繋いで、織って、織ったものを耳糸を切って生地を縫って修正したり。そうやってキッチンクロスは出来上がってゆく。ご自身たちが織られた織出しの調整の部分のキッチンクロス生地を、林与が縫製して洗いを掛けて、お土産に持って帰っていただいた。

午後からは、ミナペルホネンさんのAWの展示会。展示会場で気が付いたのは、お子さんが多いこと、100人くらいの会場の中で、10人以上はおられるんじゃないだろうか。アパレル展では珍しいけど、来場者の方もお子様連れで商品を眺めておられたり、林与の担当者の方の子供さんも開場で元気に動いておられたり、家族というテーマや次の世代みたいなテーマとも積極的に取り組んでおられるブランドさんで、会社の経営の中にも実践的に取り入れられている。

ミナペルホネンさんというとプリントや刺しゅうなど独特のデザインが特徴だけども、林与の若い女性スタッフがNINOW展で以前お世話になったり、昨年は林与もシャトル織のリネンの先染めのキッチンクロスを織らせてもらっていたりと、日本の織物文化が続くことや意気込みをもった取り組みに温かい思いをもっていてくださっている。担当の方も、風合いや厚みなどでもアイテム展開が広いのでいろいろな使い方が考えられるとおっしゃってられたので、デザインを乗せるベースとなるカウンターはいろいろ見てもらえるだろうと思う。


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