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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

2024年

2024年01月01日

あけましておめでとうございます。新しい年が始まりました。

10年前にはできたことが、10年経つとできなくなってしまっているのが今の日本の繊維業界でありがちなことで、古く長く続いてきたことでも時代に合わなくなり消えて行くのは仕方のない側面もあるのを感じ、地道な作業の積み重ねではなかなか成り立ちにくいようなことではありますが、そういう地道な作業を大事にしするようなことが、自分の力の限界なども常に感じ、平和な世の中につながるのではなかろうかと考えております。

何十年も昔の昭和の時代の織機が今も動いていたりと、それは織機があるからというよりも慣れているからというよりも、毎回毎回の仕事で乗り越えないといけないことが多く、作れる量も本当に限られているのでお待ちいただくことが多くなりすぎ、受注も控え気味にしないといけないような状況にはありますが、日本の麻織物の本場といわれる近江湖東産地のものづくりを地道な作業の中から生み出して行きたいと考えております。

ハイテク素材や、複合素材は今はほとんど使うこともなく、シルク麻織物屋綿麻織物も今はほとんど生産することなく、林与の生産キャパは手間の掛かる本麻、リネン100%、ヘンプ100%の生産がほとんどで、以前よりも生産量は生産スタイルや生産キャパの関係で少なくなってはいますが、麻織の本場らしい特色の濃さは残せているような自負はあり、この一年もいくつかの布を追われて苦戦しながら作っているだけであっという間に過ぎてしまうのだろうと、でもそれが機屋らしくていいんじゃないかと思います。いろいろな要因で、数年後には、どんどんと麻織物を作るも難しくなっていくとは思うので、できるうちに動いて作っておきたいなあとは思っています。

林与

2024年元旦


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