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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

今の地場産業

2025年11月12日

地場産業というのは苦境にあって、それが30年前の戦後のひと世代のバブルの問題も今も背負い続けて、日本で一番駄目な経営といわれる。お金儲けするだけなら、大風呂敷広げれば簡単なのだけども、業界の本質的な価値観をそれなりに持っていないといけないと思う。

繊維業界でも金融業界でも、海外から輸入したものをすべて日本で一貫生産したと、絶対にありえない話で急成長して日本の繊維業界の神、企業にいわれている企業があるが、林与がその会社の名前を聞いてもまったく知らないし、また、その会社を知ってる人に聞いてもあそこはほんとうかうそかわからんという、金儲けのために金儲け主義の金融機関に締め上げられて偽装に走ってしまったんじゃないのかと思う。

林与も、地場で貫いている部分もありながら、アウトソーシングとか、金儲けだけを勧めるのが地銀的な金融機関で、地方銀行が偽装と強要しているような側面があって、そういうのが地方銀行でも問題になったスルガ銀行のかぼちゃの馬車とかで、地方銀行が国から有料認定を受けようとすれば地場産業にアウトソーシンクしろみたいな、えっ、地銀さんが偽装企業を最大に評価して金儲け主義でそれに従わないと潰されてしまうのかという悩みもあると思う。

消費者の方、通販とかで売られてる何万円のものと中国から仕入れる2000円の物が、同じクオリティなのに謳い明けで、日本では地銀さんレベルで優良企業に認定とか、銀行員も偽装を生みだしてしまうだけの存在で、普通にまともな商売やったら日本で一貫生産なんて全く無理なことも分からんとあかん。1000円で仕入れたものを4万で売る商売が日本で地銀レベルでも滋賀県で最高の企業とか、熊本のあさりとおんなじ話でしかない。名前は伏せておくが、そんな企業を紹介してくれと頼まれるけど、地場では誰も知らない企業で、詳しく知ってる人もほんとうかうそかわからんという評価。でもそういう企業が金融機関的には一番勝ち組のホワイト企業で、日本の縮図。

林与でもそれをやろうとおもえば謳えるけど、地元の人からそんなことやったら滋賀県の名汚しに終わるだろう。でもそれほどに、滋賀県の地銀レベルがそういうのを最高な企業として評価して林与ともマッチングしようとしてたりで、本当に地銀さんも熊本のあさり偽装が優良経営で最高みたいな状態。それに陥らないように、いくらそういうのに誘導してもらってもそこまで落ちないように、苦行を背負うの覚悟。


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