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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

4月になって

2011年04月01日

4月になって4月らしい穏やかな一日で、それだけでありがたい気分です。今日の午前中は、細かい作業をするための道具作りをしようとガラステーブルがないかと探しましたが、適当なものがありませんで、賞状を入れる額を見つけましてそれに脚をつけてガラステーブル代わりにします。そのガラスの上に顕微鏡を置いて、ガラスの下で細かい手仕事をするという計画です。

リネンのソフト仕上をカーテンとして考えてくださっているお客様からお電話いただきまして、もうちょっと厚い生地がなかっただろうかと探しました。厚い生地はあったのですが、カーテンとして使う場合には途中に欠点があると駄目なので、要尺分の生地がきれいな状態で用意できるのか測ったりです。

お昼過ぎには、機料屋さんがお見えになられ幻のリネンプロジェクト用の機材の調達を行い始めました。これは、ビンテージアイリッシュリネンハンカチプロジェクトの延長になりl、たぶん過去に誰もが挑戦したことのない細い細いリネンに挑戦をいたします。最初はテスト用に少し織ってみようかと考えたのですが、どうせならと思い、テストではなく、本格的にやってしまおうと必要な材料の調達を進め機を作ります。夕方には、仕事とは別件でのお客様があり、また、夜には染色工場の方が糸を持ってきてくださり染のことについてお話しました。

この1ヶ月で、長年夢にしておりましたリネン計画を前向きに進める方向に動いています。といいましても、その計画に使用する100番手クラスの細番手のリネンは、何種類か、すでに手元に出来上がっており、あとは、それを林与が思っている形にしてもらうだけなのです。そういう計画を手伝ってもらえそうな方が幸運にも見つかりました。それにトライしてもらうことで、林与としましても長年の夢が前に進みそうです。

物事を前に進めるというのは、成功するばかりではなく、できるかできないかということを判断したり、問題点を見つけ、その解決方法を検討することなのです。このプロセスというのは実際に簡単であれば誰にでもできることなので意味は少なく、このプロセスが大変だとそれだけやる意味があるということではないかと思います。

お昼には、評議員の引継ぎのアイテムをご近所の方に引継ぎのために持って行き、夜には、青年育成会の引継ぎのアイテムを次の方にお届けしました。田舎なのに、留守の家が多いので、3回くらい訪問させていただいてようやく引継ぎが完了しました。4月1日なので、ぎりぎりの引継ぎです。夜には、クロネコさんと福山さんに今日の出荷のための荷物を出しに行きました。


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