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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

長栄座

2011年08月06日

今日は朝一番に長浜のDENさんにお願いしていましたリネンの細番手の試作品を取りに行きました。会社に戻ってからすぐに米原の会場について、午後1時半くらいに準備が完了しました。

準備が完了して、会場も少し暑かったので額から汗がほとばしる中、林与の近江上布のタペストリーに興味を示してくださって声を掛けてくださったのが舞台衣装などを作られている桜井久美氏でした。昨日の会場準備のときから興味をもってくださってたというお話を聞きまして、このような場に持ち込んでよかったなあと思います。

ご年配の皆様方も家にも大事にしている自分のお婆さんの頃の着物というのがそっくりな感じだと何人も懐かしそうに生地を触ってくださってました。明治時代の芝居を再現するようなプロジェクトですので着物の世界の方が多いので、そういうものを評価くださるみなさまに見ていただけたことは良かったなあという思いです。

日本の失われつつある昔の時代のものや日本らしいものというのに大きな思いを持ってくださっているのを痛感します。他にも以前補助金事業の審査員をしてくださっていた方が林与を覚えていてくださって声を掛けてくださいました。DENさんにつくってもらった、今回は非売品ではありながら非常に好評でリネンの細番手の市場というものを切に感じるところです。

合計8点をハンガーに掛けておいただけではありますが、興味を示してくださる方が多かったので、夕方駆けつけてくださったDENさんにも反響などを説明いたしました。今の時代、布というものを非常に暖かく評価くださるのをありがたく思います。

滋賀県の段取りをくださった皆様も、今回がはじめての取り組みということでどういう形になるのかは分からないとおっしゃってくださっていたのですが、与一爺さんのころのものづくりが皆さんにご覧いただけたり、新しく取り組んでいるリネンの細番手が非常に高評価で十分なありがたさを感じました。以前、ファンドの審査をいただいた審査員の方などを林与を覚えてくださっていて声を掛けてくださり、地元でのPRというのは初めて位だったのですが暖かい目が一杯な気がいたしました。


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