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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

ジャパンクリエーション3日目

2009年10月09日

今日は、快晴の一日で、午前中から会場内は活気に満ちており、たくさんの方が、弊社ブースにも来ていただきました。寝装、室内装飾関係の方がたくさんおみえくださいました。シーツやカーテンなどとしてのリネンの用途を検討されている方が多いんだなあという印象です。林与のリネンなので、単なる生成ではなく、リネンにカラフルな色がついているところに注目していただいていたようです。

インデックス素材や林与のブース内のハンガーにのほうにリネン100%と表示されるだけでさりげなく展示されている140番手を気にしてくださる方が数方いてくださいました。お話してみるとリネンばかりを見ておられる本当のリネン通の方ばかりでした。織り上げたオフベージュのキバタを私のこだわったナチュラルな仕上げでヨレヨレと仕上げてあるだけのもので、私自身、この価値観を見抜ける方がいるだろうかと出品するかどうか迷っていたのです。インデックスコーナーにも、弊社ハンガーにも、アイリッシュリネンであるということは書いてありませんので、織られた生地そのものを見て通常の世界とは違うリネンの別格の世界のものであるというのを見抜いておられるのはさすがだなあと思います。

今回の展示会で、秋冬ということでやわらかいものを探しておられるからかもしれませんが、リネンの細番手に興味を持っていただいている方が非常に多いことも認識しました。これはお使いいただく方がリネンに慣れてこられて、より良いものを探しておられるということにほかならないと思います。染などを学校で教えておられる方でもリネンの細番手のものでよいものが、探しているけど一般では手に入らないというお声もありましたがうなずけるところです。

今回のジャパンクリエーションなどでは、日本の麻、リネン業界では一社だけの出展でした。でも、アパレルやバイヤーの皆さんだけでなく、日本の麻業界で顔なじみのみなさんが、弊社の出展を見つけて弊社の小さなブースにお越しくださいました。林与が、オリジナル開発素材として取り組んでおりますリネンデニム素材などにも、今までにはないクラスのリネンデニムということで、日本のリネン業界の多くの皆さんから関心を寄せていただいており、商品開発においても日本だけでなく世界のリネン業界をリードしていきたいなあと思っております。

最終日の3日目は、私のほうが常にお客さんとお話しているような状態で、せっかく来ていただいたのに、ご挨拶、お話させていただけなかったケースも多くなってしまいました。こちらの日記にたどり着かれましたらメールなどでお問い合わせくださいませ。次回のジャパンクリエーション2011SSも出展しますので、よろしくお願いいたします。


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