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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

4月も終わり

2012年04月30日

夜、車でクロネコのベースまで荷物を持っていこうとしましたら、高速道路が大渋滞、連休の中休みで移動が多いようで、世の中はゴールデンウィークなんだなあと実感します。他にも、仕事をしていて、染めたい色があったり、あの加工がどうなってるのかと何度も気になりましたが外の世界はお休み中で今日は自分の仕事に集中しようと思うばかりです。

今、数件海外との直接の取引が動いていますが、納期的なもので、作って出荷するところまで考えると、出荷する前に出荷サンプル確認などに5日、出荷と船積みで1週間で、そこに週末が絡むと2週間ほどの時間が消えてしまいます。色味の許容範囲の問題や確認事項が発生するとどんどんと遅れがでるので、経験上からしても海外のシッピングサンプルなどはスムーズにOKが出にくいものです。

海外との取引はこちらが判断できる状態でないと相手の判断に任せる部分があるとどんどんと遅れが生じてきてしまいます。通常は糸をつくるのにも1ヶ月以上の待ちがあったり、染めるにも1ヶ月以上、加工で1週間など、本来はじっくりと織らないと特殊なものはぎりぎりのところまで規格をあげたりするので品質的によくないのです。

通常のものなら簡単でも規格を通常の1.5倍以上に上げたりするといろいろな弊害が出てきます。普通だと織れないといわれる2倍近い規格の縦横インチ200本を超える60番手の平の織物なんかにしても楽しめる方に楽しんでいただければよいんじゃあないかと思います。


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