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リネン生地と麻の老舗 【林与】
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昔の賞状

林与の近江上布は、見本などにしても管理が徹底しており、代々、外に出すべからずとされていました。見本生地は林与が商売の道具として管理し、問屋さまに対しても反物としてお買い上げいただくことを前提とした商売だったのでした。明治、大正、昭和に掛けては、近江商人を起源とする京都や大阪の商社や生地問屋さんの手で、一生ものといわれた手織りの近江上布絣の反物が一年に何千疋という数、日本中に広まったのでした。

 

 

近江麻布同業組合の発起人でもあった林与なのですが、この賞状を大事にしているのは、この赤苧大絣の受賞が運命を変えたのかもしれません。林与の絣が、オリジナリティにあふれデザイン性に富むのもこの賞状を大事にしているようなところからきているのかもしれません。

 

次の二つは、豊郷を出身とする伊藤忠の分かれである、丸紅さんからいただいたものです。丸紅賞の賞状は、座敷の中央に飾ってあり、大きさも格別なので、この賞が非常に大事な賞であることがわかります。

 

 

次の二つの賞状は、金賞と銀賞ですが、市田商店さんの丸枡織姫会夏の傑作展覧会で金賞と銀賞をいただいたものです。

 

 

近江八幡を出身とする森五商店さんからいただいた2枚の賞状です。叶賞というのは、銀賞よりも上だろうなあと思います。