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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

英文契約書講座

2012年09月28日

今日は、朝からコラボしがで開催されました英文契約書講座に参加してまいりました。50人を超える方が参加しておられ個人の皆さんも含めまして海外に自社製品を輸出して行こうと考えられている方は多いようです。

ジェトロの貿易アドバイザーをされている方が先生で、最後にもいわれていたのですが、細かいことは見よう見まねでやってみてうまく行けばそれでよい、実際はやってうまく行けばそれが結論だといわれていました。契約書に書かれた内容がそれほど厳密であるのかというと許容範囲もあってよいもので、あんまり考えすぎていると身動きが取れなくなるのも実際だと思います。腹を括るか括らないかだと何度もいっておられるあたり、大手の商社で実務をこなされてきて実際の話が聞けてよかったです。国内と違うのは、海外の場合には出荷に関するドキュメントが増えることが違いだといっておられたのも現実的なお話で、輸出というのはものを作るだけでなく、決済に関する取り決めなども含めものを流していく力も同時に必要になってくるものです。

仕事というものは契約を超えたところで動いているのが普通ですので、契約に縛られるようなものづくりというのは安全なありきたりのものばかりで、あまりよいものが提案できなかったりです。人が何かに共感しそこでものづくりが進んでいくと新たなチャンスというのも関わった全員に生まれてくるものですが、チームの中でガチガチにリスク回避的なテイキングな人が関わるとそこがボトルネックになってしまいバランスが崩れることで物事が難しくなります。レベルの高いものづくりの絡む仕事をするときに外も中もですが、途中もトラブルが当たり前なので人と人との関係が大事で、それに携わる人の力というものが一番大事だなあと思います。

今日は実質的な月末で、10月には中国が国慶節に入るということもあって中国向輸出だけでなく連絡までもがストップしてしまいます。1週間のことですが実際には船を決めるなんかの業務的には3週間ほどの到着の違いになってしまいますので、今日中に連絡を取って片付けておかないとならないことがたくさんありました。

インターテキスタイル上海の最初の日の夜にセレモニーとレセプションに招待をいただいて重なってしまいました。両方とも特別なイベントなので両方に関わっておられる方というのも居らる両方に出席させていただくような形も可能ではないかと、週明けにでも調整ができればと思います。

会計年度末で、セミナーのお昼の休憩の時間も振込みなんかも含めて今日はてんこ盛りな一日でした。会社に戻ってから、織機の調整や作業の進捗含めて動いて、インターテキスタイル上海までのあと3週間ほどで解決しないとならない問題も多いです。


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