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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

インテキ上海

2013年09月27日

そろそろインテキ上海の準備をしないとと思いながらも抱えていることに追われすぎていて、私にとってはインテキ上海は商談の場というよりも、くつろぎの場所。麻に興味をもたれている皆さんとお話しているだけで、その情報発信力というものは十分にあろうかと思うのです。

麻織物に携わる企業さんというのは多いものの、そのほとんどが仕事として行われているので、特別なものというのは作ろうとすると自分のためにつくるしかないのですが、そういう、自分のために作った麻生地なんかを見ていただくこと、見るほうも面白いのではなかろうかと思います。

昨日は、インテキ上海では、リネンブームにあいまって、リネンのコーナーを計画されているそうで、主催のメサゴメッセフランクフルト香港の事務所から、そのコーナーに置くアイテムを提供できないかとのお話を東京事務所を通じていただきました。林与のリネンストール、リネンワンピースやキッチンクロスなどがより多くの皆さんに見てもらえる幸運なお話だと思いつつ画像の準備など。実際に展示してもらえるのかどうかは主催の判断によるとのことですが、インテキ上海に行く楽しみが増えました。

今日は、加工工場の社長と部長から電話で、林与の仕上げの加工工程の詳細に関して細かく説明をしていただきました。普通は語られることありませんが、薬剤をあまり使わずに良い風合いを出すために、高度な処理が高い品質を生み出すのに使われています。林与の素材に関しては、昔はもっと高度な処理を行ってもらってたそうで、理由もあって現在は少し下げての対応だそうです。昔と今の風合いの違いなど糸だけでなくそういう他の要因が絡んで加工も控えめの処理になっているようです。

また、今日はアパレルさんにリネンガーゼストールの色柄などの検討ということで、L60番手のカラーをメールに添付してお送りするなど、アパレルさんのオリジナルデザインのストールの話、進みそうです。


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