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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

林与ロゴ

2015年02月18日

林与のネームがなくなったので、朝のうちに組合に行って1300枚ほどつくった。私自身は、林与ロゴというのは角ばっててイメージが重たいけど、そういう重たさが今の時代にはないのでいいんじゃあないかと思う。

林与のロゴは、与一爺さんがつくって、近江上布の着物の時代から着物の箱に使っていた。林与を取り囲んでいるのは、与一の一ということで、上がちょっと開いているのだ。昔の人というのは粋だなあと思える。何もない戦後の時代に自分の中でいろいろなアイデアが生まれるだけでなく、それを自分自身で形にできた。

家の中にボイラーがあって、染めも家でやっていたので、林与は昔は、染色工場でもあったのだ。染料もおじいさんが自分で研究して、堅牢な一生モノの上布をつくることが家でなされていた。

林与の近江上布は買ってくださるお客様以外には、門外不出的だったので、産地でも林与の近江上布の世界はあまりしられていない。外に見せては駄目とされていたので、産地の業界の方でもみられると驚かれる方が多い。

近江上布云々まで行かなくても、アパレル向けのサンプルなどでも、昔のものが機元に残っているということは少ないもので、10年、20年前のものはもう作っていないので処分してしまう。昔のものづくりを振り返ることができるのも、昔の見本が豊富に残っているから、ありがたい。


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