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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

経験者も初心者もなく

2016年09月14日

織物の仕事で経験者も初心者も土俵は同じ。私からすれば、どの工程でも1週間2週間仕事すれば基本はマスターできると考えている。昔なら、その1週間でマスターしたことを一生するというのが一生の仕事だったのだが、それも今は生きているのは海外の大量生産の世界の仕事スタイルでしかなく、生産量が少なくなった日本ではそれが一番脆い形態である。仕事がないときに自分で仕事を生み出せる人でないと一日仕事がない。小さな織物工場でも、仕事というのはあふれているのだが、それをこなしていける能力というのは人それぞれで、ほかの人が準備しないと仕事ができないとか、自分のやった仕事が管理できないとかだと、仕事があってもできないばかり。

夏のインターンで、織機のアンダーモーションが外れて、また私が直さないと駄目なのかと思って2日寝ないに近い状況で少し休んでから直すからといったら、インターンの子がそれを自分が直してみると素でいう。その最初の一言で、インターンの子が現場の子を抜いてしまう。手を真っ黒にして1時間半ほど、曲がった部品をまっすぐにしてくれていた。そこで、私の手がいつも汚れている理由が分かったという。誰かがやらないといけない仕事、誰がやるかだけ。ほかの人に期待してほかの人に仕事してもらうのか、自分がその仕事をやるのかだけのこと。


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