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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

レーザープリンタ導入続編

2016年09月21日

レーザープリンタだが、到着して事務所の入り口に置いたままは邪魔すぎる。本当は時間をみつけてじっくりと作業したいのだがそうも行かない。もしも動かないなどの問題があったら初期不良で返品するなどしないとならないので、梱包を解いてセッティングしてみる。プリンタのセッティングというのは意味のわからないままにプリンタのメーカーの指図どおりに作業をするしかない。

USBでのセッティング、USBの認識が説明の紙どおりにはいかず、ネットでの新しいドライバ検索をしているような状態が続いているので、なにやら想定どおりにはドライバのインストールすらがうまくいかない問題に遭遇、それを中止するように適当にさわってドライバーがインストールされた。よしとする。プリントを始めて、きれいに印刷され始めた。

でも、違和感がある何百枚か印刷しているうちにだんだんと紙の地色がピンクに、一方で画像の赤みが消えてゆく。初期不良の個体に当たったようだ。今は電化製品も初期不良が数台に一台はあるだろう。メーカーにしても動かしてみないと本当に正しく動作するのかはわからないものである。消費者が製品の最終テストをする役目ということも多い。電化製品も安くなって海外生産になり、わけもわからないままに組立作業が行われているだけのことで、中のパーツとパーツの合性問題で、こういった不具合は起こりえる。

携帯電話と違って動作部の多いプリンタ。より不具合の起きる確立は高いものである。メーカーに返品したとしても、メーカーの人でもわからないことも多く、時間の無駄ということになる。修理よりも、返品交換の手続きをするほうが後々の問題も少ない。ハズレ個体というのは組み立てた人が下手なのでいろんな問題が潜んでいるものだ。一人の人の作業がわるいと、その製造ロットすべてに問題が生じたりするもので、家電メーカーが日本から消えていく背景にも海外で生産しても同程度の品質であるというあたりになっているのだろう。あとは修理対応などで対応する。どこの量販店も5年保証とか、今の家電製品は正しく使っていても5年も持たないことが多く、数回使って壊れそれが使うたびに起こるとか。

日本でも国内生産が消えて、メーカーが企画と販売だけをするようになるとそういう問題が増えてくる。動作部品に関していうと、実際の現場の作業のばらつきが不良の原因であることは多いが、それは製品が悪いのではなく作業している人の理解度の低さからでる問題だろう。現場でも、何が正しいのかわからずに作業しているケースがほとんどだろう。その理解度を高めるよりも作業を簡単にして理解しなくでもできる作業に落とし込もうとするのが、単能工。

メーカーでも製造の現場の人なら何パーセントかの不良があるのが当たり前と思うが、セールスや修理の人にしても単能工的なので正しく作られているという前提で話を進めると前提からことなりややこしくなる。


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