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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

2016年11月30日

今日は、シルク麻を織りながら、近江上布柄の広幅に使う、染料のテストなど。今までのメカニズムと違って廃液を出さないメカニズムを考える。染料の調合などで、中間色の作成など。久々に絵の具で絵を描く感覚。茶色の色を作るのに、赤と緑を混ぜるというのを知って、色ってやはり不思議だなあと思える。

完璧を求めると面白くないので、味を含めて要素の光る最終的なものをつくりたいと考える。これは絵画以上に作品的な色の濃いものづくりになろうかと思える。それでいいんじゃないのかと思えたり。あと、色を固着させるために、蒸すというメカニズムが必要で蒸し器にしても工夫が必要なところ。

海外から届いた染料や国内で手に入れた染料などを活用して一番色が味わいのあるようなものが作れるように考える。林与が林与らしくあるのもそういうところだと思うのである。


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