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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

範囲が狭いほうがよいのか広いほうがよいのか

2019年03月06日

昨日午後、私の中学時代からの友人が来て話している中で、その友人は専門の人に任せて分業で行うタイプ。私の場合はまったく逆でなるべく自分でやってしまうタイプ。同じく朝に電話で話した方も友人と同じような、専門分野で割り振ってチームワークでいくのが理想系のタイプ。林与という会社も私が会社に入った先代の頃は、昔は問屋さん向けが95%くらいで、先代も、完全に分業のタイプだと思う。

糸の仕入れなんかでもある糸商さんともめたこともあった。10年ほど昔、リネン100番手以上の糸が手に入りいくいから私自身が動いて海外から糸を自分で引っ張ってくるということをやった。結局それは反対もあったけども、糸商さんでできないことは自分がやらないと仕方ないという単純な結論。もちろん、糸商さんにほかの件では頼むこともあるが、垣根を意識していたらできることもできないで終るだけのこと。その糸商さんは別に悪い糸商さんでもなかったけど、先代タイプの仕事の考え方だったので、先代タイプが通用しなくなったときには違うやり方も必要にはなってくる。一つの物事を成功させるために、できないに同調していてはできることもできず普通でおわってしまってやったとしても評価は低い。苦労もするが自分が使いたい糸を思う存分に試してみることができたのは経験としてはすごく幸せであった。

繊維業界の年配の経験者が無理ということでも、私がやるとできることも多いのは考え方がまったく違うからだろう。経験者のもつ概念的な経験というのがなく、新しい感覚で最後のゴールを目指して新しいものごとをやろうとするのでボトルネックになる精神面での限界があまりなく、できることが多いのであろう。そうやって生まれたものが業界の新しい流れを形成して行くことも多いのではないかと思う。



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