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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

時代

2019年05月11日

時代というものを感じるひとつに、書類などある。今、手書きの書類などがほとんどなくなりつつある。私自身、それはすごく残念なことであると思っている。

一方で、パソコンで似たようなデータから似たような書類をつくるという方法で、大量に書類が印刷されることにも疑問を思う。紙という媒体は資源であるので、保存が必要なく一回使うだけのものを大量に印刷するというのは資源の無駄使いそのもの。

また、新聞という媒体においても昔のように有効利用せずなら、電子媒体の形状でいつでもみられるようにしたほうがよいだろう。もちろん、紙媒体がよいとか、じっくりと読みたいとか、好みがあるが全体的な流れとして、新聞は紙媒体でないといけないということもあるまい。

戦前に始まった回覧板というものは、当時の事情を反映して1枚の紙に書いたものを回して読んだ。今、その謀砲が適切なのかというと、シャッター街と化す商店街形式と似ていて、コンビニ方式のところのほうが負担が少なく活性化してしまう。ものごとに陰りがみえたときには大きな方向性の問題があることが多い。

昔の売れていたものが今の時代に売れないのも分かるし、それを残して行くためには別のアローチも必要であろう。でないと、そういう価値のつまったものが海外で生産され、日本の産地を淘汰してしまうだけのことである。おみやげ物屋さんに行っても、おみやげ物は食べ物以外はたいてい海外産だったりすることも多い。



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