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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

自分のいる場所

2020年07月24日

昨日お客さんが来られて独立される話。私自身も独立して仕事を成り立たせているようなものなので、自分自身で働く環境をつくって仕事を生んでいくのも自分自身。生活も自分で支えてゆかないといけない話になってくる。

仕事が用意されていて給料も保障されて働くのと、自分が持ち出して仕事するとマイナスから始まるのとでは仕事ということのイメージも正反対だろう。守られる側から今度は自分がすべてを成り立たせる側に回って成り立たせていかないといけない。

昔はどこにでも家族経営規模の事業者は多かったけども、それは海外からのものが入ってきにくく、国内需要が国内の生産でまかなわれ、海外の需要までもを日本の生産で補っていたような今とは全く逆の時代。今の時代のほうが自立して立って行くことは難しいだろうと思う。3年続けるというのがなかなか難しかったりする。

誰かと一緒にやるというのもうまく行きそうだけど、一つのことを2人でやると2人で分ける話になるから、頼りあう程度では成り立たせるのは難しく、お互い相手を自分が食べさせて行くくらいの覚悟がないと2人集まって2人分の仕事に広げてゆくことは難しいだろうし、独立して現実と向かい合う覚悟が足りないから誰かと一緒にみたいなところを求め、2人でやれば同じ時間で2倍の稼ぎにならなければ、二人でやるほうがすぐに立ち行かなくなるだろう。人が増えれば助かるのではなく、人が増えて成り立たなくなることも多かったりするのである。

独立するからには夢に向かって成功してほしいので、そんな老婆心な話を長々とする。前の世代の仕事の覚悟を、軽く乗り越えるような覚悟がないと今の飽和した繊維の状況ではこれからの世代は立って行くのも難しいのは感じる。なんか、これからの世代というのはボタンの掛け違えでできあがった制度の多いなかで、それを守れ守ればかりで生まれた時から出し殻にしてしまったような問題の片付け役みたいな位置づけも多く気の毒だなあと思う。将来に問題を片付けを残さないことが大事だろうと思う。


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