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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

派遣

2020年09月11日

若い人がたくさんいる工場で、新しい人がたくさん入ったのかと思ってすごいなあと思っていたが派遣の人のようでなかなか定着も難しいということ。逆に、判断や技術を要する仕事では人によって同じ作業をしても全く違う結果になるので大変だろうなあと思う。

ものづくりというのは、作家的なものづくりなら名前つけて一個、一個がばらばらでよいのだろうけど、お客さんの仕事を受けて決まったものをつくらないといけないような仕事では、目の前の言われた業務を言われたからやっているというようなくらいでは、結果は、人が変われば出来上がってくるものが安定しないバラバラなものになりがちだろう。

また、派遣の人にしても派遣で数か月でやめる仕事だから言われるままに作業するが仕事だと思っている人も多いだろうし、その感覚だと何が正しいのかを覚えないまま、毎日が過ぎてゆくだろう。経験したことのない仕事を始めてやるときには何が正しいか分からないのも仕方ないが、再度同じ仕事をするときに同じ仕事の結果を出すようにしないと、大量に流れるものを一定の品質に保つことも無理で、出たとこ勝負の仕事になってしまいがち。派遣の人に仕事の責任を問うのはむりだろうし、結局それがその工場の品質のばらつきとなってしまいがちである。

時間が経てば経験を積んでということに期待ができるのかというと、また、新しい人に変わって状況の改善も難しいだろう。昔は任せておけば同じものが上がってきたけど、今は、任せてしまうと同じものがなかなか上がってくることが難しいのも現場の人がころころと変わるからだろう。

昔、プリント工場に仕事を頼んだときにも、最初の年は、版が良い感じにできて、次の年には全然違う、あとで聞くと人が変わったからだという話。同じ仕事でもやる人によって個性が出てしまうのでどうしてもプリントなんかだと最終の商品を良い感じになるような技術も必要で、コンピュータの操作で版をつくるという作業では終わらない。最後の仕上がりがどうなのか見て分かる人がいないから難しいんだろうなあと思った。

何十年、プリント工場をされている技術肌の社長に、赤味が差しているのをなくしてほしいといっても、その意味が理解してもらえない。スキャンしてこれがそのデータそのものだの一点張り、スキャンの仕方次第でスキャンデータもなんとでもなるのだろうけど、新しい機械のことは現場の人に任せてしまって、その任せた人が変わると社長も何をどうやったら赤味を消せるのかも簡単にはできない話。デジタル化されたものづくりになって、コンピュータの設定やソフトをうまく操れないと、何十年の経験の社長でも話も通じにくいとか、プリントの版を作るコンピュータソフト使わせてもらえたら私がなんとかできるかなあと思う問題、そういう問題がなかなか解決が難しい。新しい人にしても、そのシステム使い始めて数か月の人だろうし、赤味をなくすが難しいもよくわかる話。また、人が変わるとプリントデータつくるのもそこからの話。
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