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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

与謝野訪問

2020年10月05日

今日はスタッフの女の子がメインで私がサブで京都の与謝野にお邪魔して、大江さんに案内をしていただいて、風呂敷のちりめん生地を生産しておられる丸仙株式会社さん、ネクタイ生地を織られている由里機業場さん、手機や金属織物をされているHARIGANEさん、そして、京都府織物・機械金属振興センターにお邪魔して見学をさせていただいた。

大江さんの旦那様には初めてお会いしてお話を聞いて、すごく、私と考えと似たところがあって、私以上に人生の早くからその方向で動かれて、迷いも少なくいろんなことを行動されて、シルク生地に落とし込まれて、奥様の大江さんもそうなのだが、技術だけでない、人を惹きつけたり、人が求めるような素材の味を生み出せるような感性を持っておられる。その強さというのは人生経験の強さなんだなあと感じるのは、同じような繊維業界にありがちな繊維業界のありがちな過去を背負って生き残られているというあたり、ご夫妻ともに素敵に見えるだけでなくとことんな超えた世界の強さを持っておられるのを感じるのが大江さんのシルク生地。私は麻の人間で、シルクとは別の世界に思えるけども、隙の無いような高級感とか、味の世界とかいうのは共通した価値観の世界があるので、天然繊維の絹、綿、麻の高級なテイストとか、逆の味とか、素材そのものでなく人々が素材に求める価値観や面白さにしても、突き詰めてゆけば共通な要素があって、ガチンコな世界の共通認識みたいのも感じさせていただく、でも、スタイルは正反対かもしれないけども、人生を見る目や繊維の世界の布に対する価値観に対する考えは同じところみたいな共通項。

丸仙株式会社さんでは、昭和の織物が良かった時代にタイムスリップしたような、味のある作業現場が残されており、八丁撚糸の工程や、整経の現場や織の現場、糸の糊付けなどの現場を見学させて頂いた。昭和の活況だった作業場のたたずまいが今も変わらないままに残されているのが本当に素敵で歴史遺産クラスというか歴史遺産そのもの。絶対に、失ってしまうと取り戻せない価値観がその現場には詰まっているからなんとかそのままの形を残していただきたい。なんか、昔の大勢でやってたときの大正とか昭和の戦前あたりの時代の林与の現場を見るようで、それを今の時代に残されているようなところが文化遺産クラスなのだが、それが実際の商売として続いているあたりは奇跡的なくらいにすごいほどの努力と苦労だと、時代の流れに合わせて設備を着ものからアパレル生地に移行したときに、近代化してしまった林与からすると絶対に残してほしい。設備や現場風景が今も動いて続いていることが、ありえないほどにすごいすごい価値だから。

由里機業場さんでは、ネクタイ生地を織られているジャガード織機を見せていただいた、華やかな柄の先染めなので林与の作業現場と似たようないろんな色の染糸が置かれており、15000本の経糸ジャガード織物を普通に織られているのが印象的で、自分用にいくつかシルクのネクタイをお土産に購入させて頂いた。2本は高級感のある落ち着いたジャガード、1本は華やかなピンクのボーダー柄と思いきや裏側にはジャガードらしいかわいい小柄が入っている。どれもシルク織物の産地産のシルクのネクタイを織られた方から買うという特別なお土産。家に帰って眺めても自分の選んだ柄には大満足して買わずに帰ってたらすごく後悔してただろうなあと思っている。

Hariganeさんは、明日からギフトショーに出展されるというお忙しい中、相当に手を掛けられた手織り織機の数々を見せていただいた。この方は織物の人というよりも技術者だなあと思うが、ご本人は建築家とおっしゃっておられる。機から自分で作られ、自分で糸から紡いでおられて、どれだけ時間があっても足りないことをやっておられるのだなあとやったら面白いなあとおもうことを現実の形に変えられていて、木棉から育てて、紡いで織物にするまで、一方で、金属織物も別の工場で手掛けておられ、やりたいことを自分ですべて形にできる器用さみたいなもの、また、まだまだ使えるのに機屋の廃業で廃棄されるような織機や機械を残して生かす力には感服するけども、それよりも、技術だけでなく、織物のいい感じみたいな素材を作るときに技術じゃなく一番大事な感性を持っておられるのがイコール人生観みたいなところで、素朴なもののなかに味わいや面白さを求めることができる深さ、それこそが生み出せる人の力、建築にも共通する人になじむいい感じがホームファブリックアイテムとして生まれる。

夕方前に、センターで検査設備や貸し出し設備などを見学させて頂いた。他産地の私が現場見学しても本当に丁寧に説明をしてくださり、働いておられる方の全力で支えたいという真心が伝わってくる。センターにはジャガードの載ったシャトル織機がたくさんあって、それが産地の特色を作り出して問題解決などにも役立っているのだろうと感じた。反応染料でのインクジェットプリントの試作ができるなど、そのための前処理、後処理の設備などもみせていただき。興味あった設備の概要を知って、これはなかなか維持すらも大変な設備だなあと思え、ローラーを丁寧に洗っておられるのを見たりして、もし林与がこういう設備を導入しても維持が大変で今の仕事も仕事どころでなくなってしまう可能性があるのも感じた。具体的に、置いてある機種など現実的な設備を見てタレレバの部分が現実的に見えた部分がある。zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz今日は私がメインじゃなかったが?京都の与謝野にお邪魔して、大江さんに案内をしていただいて、風呂敷のちりめん生地を生産しておられる丸仙株式会社さん、ネクタイ生地を織られている由里機業場さん、手機や金属織物をされているHARIGANEさん、そして、京都府織物・機械金属振興センターにお邪魔して見学をさせていただいた。

大江さんの旦那様には初めてお会いしてお話を聞いて、すごく、私と考えと似たところがあって、私以上に人生の早くからその方向で動かれて、迷いも少なくいろんなことを行動されて、シルク生地に落とし込まれて、奥様の大江さんもそうなのだが、技術だけでない、人を惹きつけたり、人が求めるような素材の味を生み出せるような感性を持っておられる。その強さというのは人生経験の強さなんだなあと感じるのは、同じような繊維業界にありがちな繊維業界のありがちな過去を背負って生き残られているというあたり、ご夫妻ともに素敵に見えるだけでなくとことんな超えた世界の強さを持っておられるのを感じるのが大江さんのシルク生地。私は麻の人間で、シルクとは別の世界に思えるけども、隙の無いような高級感とか、味の世界とかいうのは共通した本物の世界があるので、天然繊維の絹、綿、麻の高級なテイストとか、逆の味とか、素材そのものでなく人々が素材に求める価値観や面白さにしても、突き詰めてゆけば共通な要素があって、ガチンコな世界の共通認識みたいのも感じさせていただく、でも、スタイルは正反対かもしれないけども、人生を見る目や繊維の世界の布に対する価値観に対する考えは同じところみたいな共通項。

丸仙株式会社さんでは、昭和の織物が良かった時代にタイムスリップしたような、味のある作業現場が残されており、八丁撚糸の工程や、整経の現場や織の現場、糸の糊付けなどの現場を見学させて頂いた。昭和の活況だった作業場のたたずまいが今も変わらないままに残されているのが本当に素敵で歴史遺産クラスというか歴史遺産そのもの。絶対に、失ってしまうと取り戻せない価値観がその現場には詰まっているからなんとかそのままの形を残していただきたい。なんか、昔の大勢でやってたときの昭和中頃の時代の林与の現場を見るようで、それを今の時代に残されているようなところが文化遺産クラスなのだが、それが実際の商売として続いているあたりは奇跡的なくらいにすごいほどの努力と苦労だと、時代の流れに合わせて設備を近代化してしまった林与からすると絶対に残してほしい。設備や現場風景が今も動いて続いていることが、ありえないほどにすごいすごい価値だから。

由里機業場さんでは、ネクタイ生地を織られているジャガード織機を見せていただいた、華やかな柄の先染めなので林与の作業現場と似たようないろんな色の染糸が置かれており、15000本の経糸ジャガード織物を普通に織られているのが印象的で、自分用にいくつかシルクのネクタイをお土産に購入させて頂いた。2本は高級感のある落ち着いたジャガード、1本は華やかなピンクのボーダー柄と思いきや裏側にはジャガードらしいかわいい小柄が入っている。どれもシルク織物の産地産のシルクのネクタイを織られた方から買うという特別なお土産。家に帰って眺めても自分の選んだ柄には大満足して買わずに帰ってたらすごく後悔してただろうなあと思っている。

Hariganeさんは、明日からギフトショーに出展されるというお忙しい中、相当に手を加えられ多機能化された手織り織機の数々を見せていただいた。この方は織物の人というよりも技術者だなあと思うが、ご本人は建築家とおっしゃっておられる。機から自分で作られ、自分で糸から紡いでおられて、どれだけ時間があっても足りないことをやっておられるのだなあとやったら面白いなあとおもうことを現実の形に変えられていて、木棉から育てて、紡いで織物にするまで、一方で、金属織物も別の工場で手掛けておられ、やりたいことを自分ですべて形にできる器用さみたいなもの、また、まだまだ使えるのに機屋の廃業で廃棄されるような織機や機械を残して生かす力には感服するけども、それよりも、技術だけでなく、織物のいい感じみたいな素材を作るときに技術じゃなく一番大事な感性を持っておられるのがイコール人生観みたいなところで、素朴なもののなかに味わいや面白さを求めることができる深さ、それこそが生み出せる人の力、建築の世界とも共通する人になじむいい感じがホームファブリックアイテムとして生まれる。

夕方前に、センターで検査設備や貸し出し設備などを見学させて頂いた。他産地の私が現場見学しても本当に丁寧に説明をしてくださり、働いておられる方の全力で支えたいという真心が伝わってくる。センターにはジャガードの載ったシャトル織機がたくさんあって、それが産地の特色を作り出して問題解決などにも役立っているのだろうと感じた。反応染料でのインクジェットプリントの試作ができるなど、そのための前処理、後処理の設備などもみせていただき。興味あった設備の概要を知って、これはなかなか維持すらも大変な設備だなあと思え、ローラーを丁寧に洗っておられるのを見たりして、もし林与がこういう設備を導入しても維持が大変で今の仕事も仕事どころでなくなってしまう可能性があるのも感じた。具体的に、置いてある機種など現実的な設備を見てタレレバの部分が現実的に見えた部分がある。


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