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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

東京

2020年12月05日

今日は東京に日帰り。朝7時にスタッフと一緒に車で東京に向かい、手織り織機を分解し、乗せて9時過ぎに会社に戻る。このコロナで縫製や手織りのブームが来たみたいで、それはコロナの裏でコロナに対応すべく、価値観の見直しなんかもあって悪いことばかりじゃないと思う。

この手織りの機だが、大事に使われていたのがうかがえる。雰囲気が良すぎて実用性重視の私のようなおっさんにはもったいないと思える。私なんかは時間がないので、大事に使ってもらえる方に使ってもらおうと予定を立てている。

手織りで難しいのは織ることよりも整経の部分だろうと思う。まあ整経の部分は私が普段の仕事の流れで会社の機械を使ってやればなんとかなるだろうと思う。あと糸なんかも会社のシャトルの小さめのを使えばよいんじゃあないのかと考えている、糸を巻くのもシュワイターで巻いてとか。

織密度に関する筬と糸の番手との相性などはやってみないと分からないところがあるけども、今の筬が荒いので、会社の筬を代用するような形がよいだろう。多分使えるんではないかと思っている。グリモクラなので糸ソウコウなので、ウールには向いても、麻糸を織るには糸ソウコウはあまりよくないかもしれない。糸ソウコウを、ワイヤーヘルドに変更したほうが良いだろうと考えている。オリジナルのパーツはパーツで残しておくというのは大事なこと。


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