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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

大阪から

2020年12月06日

今日は、日曜日だったが、大阪から上田安子服飾専門学校の大槻先生が生地を選びにきてくださった、オープンキャンパスが開催されていて、30分ほどで生地を選んで夕方には学校に戻られた。

先生というのは、日曜日とかのほうが落ち着いてプラスアルファのことをできるんだろうと思う。私も日曜日は外の世界が動いていないので普段できていないことなどをやったり、遅れていることを追いつくのに使ったりである。

繊維の世界では、今の世の中でもサラリーマン以外の方というのは土曜日も日曜日もないことが多く、私もアポイントを入れられる時に、一般の会社員の人の対応はウィークデイで、ブランドを立ち上げておられる経営者やブランドオーナーの方とは週末に来てもらうことが多い。

仕事を仕事と感じているうちというのは、仕事で超えた世界にはたどり着けないだろうなあと思う。それで犠牲にするものも多いけども、普通の人々の世界を成り立たせるためにも誰かが超えて働いていないと特別な世界は生まれないだろうなあと思う。

食べていく分の普通の仕事くらいは普段やって、週末とか夜にアドバンスなことを考えたりやったりするくらいでないと、外とのバランスもとれなくなるだろうなあと思う。私が、よく若い人にいうのは、昼間は普通に働いて、空いた時間にやりたいことをやるのが良いんじゃないのかということ。

普段仕事で繊維の世界にいる人でも、仕事の時間に自分のやりたいことをしている人というのは少なく、他の人の依頼に合わせて動いている部分でお金をいただく形がほとんどだろう。特に繊維関係ではお客様の好みや体形などが関係するので希望がいろいろとあってそれに応じることが仕事となり、それに応じないものをつくったところでお客様は喜ばないだろうというのが分からないと、お客様ともぶつかるばかりだろう。それで仕事が欲しいとかいってもお客さんに選ばれることは難しいんじゃないだろうか。自分が好きにつくったものをお客さんが喜んで買ってくれるとこに持っていくためには、普通を超えた感覚持って仕事していないと難しいだろうなあと思う。

仕事が嫌嫌やってる人がつくったものを評価して買ってくれる人というのは少ないだろう。やはり、普通は嫌なことでも割り切って当たり前にやって超えたところで仕事しているプロ意識みたいなものがないと評価もされないのが相手のある仕事というもの。

繊維の世界で、儲けを気にしている仕事のお客さんには同じような対応で良いと思うし、儲けを考えない仕事のお客さんには儲けを考えない対応で良いと思う。そうでないとバランスが取れないことが多い。結局、儲けを考えないお客さんほど良いものを手にできる結果になしさらにそのお客さんのお客さんである消費者が良いものを手にできる。儲けを気にしているお客さんに対しては同じように儲けを気にした商売で良いんじゃないかと思う。口先三寸の人だと、その方が挙げているくらいの利益を要求をすると、すっーと離れていってくれるから、そういう人や会社のために無理をすることもなく楽になれることもある。



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