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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

車の運転

2021年04月20日

インターン生が免許はもっているけども教習所以外での車の運転が初めてで、住んでいるところから会社まで5分の距離を通うのも車が便利だし、夜道だと自転車よりも安全に思う。最初の一週間は車の運転を教えることも社会経験の一つで、会社の軽自動車を運転できるように練習。

1週間で自分で運転ができるようになって、駐車場のバックパーキングもできるようになったようで一安心。自動車が運転できると自由に動ける範囲が広がって、自分が運転して他の人を乗せる立場になれば、頼めば他の人が送り迎えしてくれる立場とは違う感覚も芽生えてくるだろう。

田舎というのは自動車がなければ行動範囲が狭くなりすぎて、社会生活も難しいことが多い。若いうちに自動車の運転だけでなく、自動車のトラブルなんかも乗り越えていくのも社会勉強の一つだろう。

私もアメリカに行ったときにホストファザーが、自動車を買うのを手伝ってくれたり、問題があるときに面倒をみてくれた、そして、自分自身が車のいろんな問題を乗り越えることができるようになり、今の織物の仕事にも役立っている。たとえば、自動車のタイヤ交換くらいが自分でできないと織機の面倒をみることはなかなか難しいんじゃないだろうかと思える。

インターン生から、自転車の傘立てが壊れた報告をもらったときも、私が直すのではなく、自分で直してみるように誘導、100円ショップに行って自転車用の傘立てを買って、自分で取り付けてみる経験。自転車のライトもくらいということで、100円ショップの自転車用のライトと電池を買って、取り付けてみてもらう。自分自身で取り付けてみるというところが大事で、できたことによって自信がついてくる。

多少の失敗は人生経験で、失敗して分かることもあって、失敗するのを当たり前に自分自身で乗り越えられるような経験をつけて、その次には他の人に対して教えるとか他のできない人の面倒をみられるようなくらいになると自分のことだけでなく世の中全体も見えてきて一人前。若い人たちは健全な精神を持っていて社会貢献したいと考えている人も多いけども、頭の中だけでなく、自分でものごとをする経験を積んで地力みたいなものをもって行動に移して行くことが大事だろうと思う。

お金を払って他の人にやってもらって解決という方法もあるだろうけども、自分の中に力をつけるためには、自分自身ができるかぎりの工夫をして自分でやってみて解決するという方法。ものづくりをしていく人だとそういうのが大事じゃないのかと思う。

今日は一日、会社外での社会経験。新しい人との接点も生まれて、他の人がしている仕事なんかもみえて、それを自分がやってみるということが大事。仕事というのは業種が違えど共通する要素があって、できる人の仕事というのはできない人の面倒をみたり、一緒に働く他の人の問題を解決するのが、できる人の仕事になってくる。


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