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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

もの

2023年10月20日

今のライフスタイルというのは無駄なものを持たないみたいな生活。30年前でも部屋の中にはテレビだけで、押し入れに布団片付けるとテレビだけしかない部屋で済んでいた人をみて、いつでも引っ越しができるやんと思った。

仕事をしていると物がどんどんと増えて来て、処分しようとしてもこれを自分が手放すと次に手に入れることは難しいだろうと思うものが多い、織機もそうだけども30台近く持っていて、そとには2台スペア部品用においてあったり、倉庫にもは部品の山があったりする。自分自身でものをもっていないと織機も修理も出来ずに誰かがすぐに可能というわけでもなくそこで織機自体が使えないということになる。

今使わないものを自分で将来のために準備して保管しておくということは織物の世界では、ある時にしか手に入らないことが多く後でなくなってから手に入れようとしても難しい。需要の少なくなったものほど手に入れることは難しくなっていて、筬などはまだ作ることは可能だったりもするけども、シャトル織機の部品なんかは出物があったときに手に入れておかないと後では難しいという話になる。

タイイングマシーンも林与には4台あるのは救いで、タイイングマシーンも林与の使っているロングセラーだった型番ももういろんなパーツが手に入りにくくなっているということで、一番調子のよい1台を使いながらも他の3台は予備として持っていないと難しい。無駄に見えるものばかりを抱えているようなことも本当に多いのだけども、昔のシャトル織機の本体にしても本体があるだけではなかなかその維持というのは難しく、いろいろと抱えている必要がある。

工場の維持というのも非常に大変で、もう10年くらい前になるだろうか高圧から低圧にかえ、しかも動力は14kwのブレーカー契約にしたことで30台もの織機を維持できていたりする。電気工事会社をやってる同級生にやってもらえて長年の夢が実現した。もっと早くやっておきたかったのだが、ブレーカー契約などに詳しい業者さんというのも地元には少なく従来会社の電気を頼んでいた方では従来の方法しか難しいようなこともあり、林与がブレーカーを手に入れて、それを電力会社に持ち込んで検査をパスさせて設置してもらうというような流れは通常だと難しいだろうが、同級生の理解も得て違法でもなんでもない正しい手法で、多数のシャトル織機を温存するようなことが可能になって、ようやく理想的な形で高圧電気設備維持の重荷から抜け出せたような感じ。その点では本当に昔からの友達で苦労している人たちというのは企業を背負っておられながらも同じ気持ちで仕事されているので、成り立つ話でそれが長く実現が難しかったのも昔からの関係を大事に思って。

林与もいろいろとやりたいこともあって最優先的に今までの方に頼むことがあるだけども、林与が思っていることが簡単に見積もりも取ってもらう間に外の世界で速く簡単に何分の1の値段で出来てしまうということも多くて、外のそういう人たちの感覚というのが案外林与の感覚にも近いのかなあと思うことも多いのが実情で、国内の従業員などを抱えた製造業が国からの重荷奴隷になりすぎて、奴隷にしながらアベノマスクは隠して騙して海とか、海外マスクの10倍の相場を払ってたりとか。それだと国産マスクでも十分に対応も出来たのに、大手のマスク業者たちと癒着してしまって、そういうのは日本の政治と一部の政治に癒着した繊維業界の闇の部分。そんな癒着構造で多くの国民が未曽有のコロナで苦しんで死ぬのも分かってないから、自分たち利権にしがみついて裏で汚く国民から巻き上げて殺すみたいな、世界でも一番恐ろしいレベルに陥ってしまってる。戦争で人が死ぬ音は大丈夫でも、政治家の愚策で多くの国民の命が犠牲になるというのも同じことでそれが法律では罪でないだけで、日本の政治家というのは国民の命以上に、それよりも自分たち音利権の方が優先されるようなショービジネス。法律もそのように隠して騙してを作り上げてそんな法律のどこが正しいのか、まさに、腐敗した政治社会。


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