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リネンや麻を織る日々をつづっています。

リネン日記

漢字

2023年10月30日

いう文字の旧字は、日に麗で「曬」。太陽に当てて綺麗にすること。曬の字が難しすぎるので、西(セイ)の音を取って当てて、晒と書くようになったということで、ようやく、悩みが解決した。なぜ晒すという風に言うのかが今まで理解できなかったから。

蚕の繭の外側の糸にならない部分をほぐしてそれを糸にしたものをキビソと呼ぶのもしっていたが、なぜそう呼ぶのかは漢字が分かって、理解が出来た「生皮苧」。

チュウキとかいわれるのも、漢字で見ると「中希」で、両耳の部分と中とを比べると中のほうが色が薄い現象。

ヒマも、「杼間」で、横糸切れなどで横糸に隙間ができること。

漢字で見ると意味が分かりやすいことが多く、他にも、妙とか布とか、地機、高機とか、蚕の漢字がなんで天の虫なのか。麻と呼ばれるものがなになのかということも、「粗苧(アソ)」というのが和音のアサ転じたのかなあとも思う。麻というのは、しびれるような辛さを表す。山椒のような痺れるような辛さが麻なのである。本居説のヌサが転じて麻というよりも、麻(アサ)が幣(ヌサ)の語源ではと林与は考えたりもする。ヌサは、奴(ナ)左(サ)から来ているとしているが、捧げものであるナサには奴隷なども含まれていたという。

ブーというと、沖縄では苧麻を指すらしいが、中国語の苧麻(チューマ)のチューから来ているだろう。大麻は中国語では(ダーマ)、胡麻は、胡の国の麻ということで、麻というのは粒の実のなる木を指すことばではないのかと思えたりする。大麻の実も油を取るために使われた。実の辛さみたいなものが痺れるような麻の辛さ。麻痺するの病ダレの麻もそもそもは舌が痺れるような麻の辛さに由来していたのだろうと思う。麻婆豆腐にいれるのに華椒よりからい麻椒というものがあるようでそれが麻の辛さを象徴しているんだろうか。ドライフードみたいな


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