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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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2012年11月20日
昨晩、久しぶりに6時間寝ました。ほんと、寝すぎた感じで…。朝、5時くらいから出機さんのカードを作りました。横糸の量を計算したときに作ったデータをPCから引っ張り出して、2300本分のカードをパンチして、本数が正しいかなど確認しているともう9時くらい掛かったでしょうか。

午前中に出機さんに行ってカードをセットしてもらうところまで見届けて、10時半に朝ごはんを外で食べて会社に11時にもどって、今日は職人さんは休みなので工場の仕事の準備よりも他の出来ていないことを急いでやりました。

昼過ぎから繊研新聞さんが、顔を見に来られ、最近やっているいろいろなことなどを話しました。業界のことはもちろん良くご存知なので情報ももらって形にいていくことが出来そうです。その前に、今の山積みの課題を順番にこなしていかないとと思いながらも、考えているだけでは何も進みません。

夕方には、税理士の先生が決算などの件でお見えになられ、私がテレビのニュースに出ているところをご覧になられたようで、ものを作るだけでなく海外に向けて積極的に販売もしているあたりも認識はいただけたようです。

夜はクロネコに出荷の持込で、明日は朝から東京なので外のことは大体おわりましたので、夜中は、職人さんが明日繋いで織ってくれる分の整経をやらんと、今日の仕事が夜中から始まるというのもいつもながらのことで…。
2012年11月19日
林与は、この秋は上海の展示会に集中しようと思って、JCあるいはPTJには出展は断念いたしました。12月にあります天然素材のハーベスト展には出展をいたします。21日の朝には説明会があるので、その後、午前中、少し展示会場の中に入って、お会いできた方にだけでもご挨拶だけでもと思って、もしかすると1年に1回しかお会いできるチャンスがない方も多かったりです。
2012年11月18日
今日は、日曜日、一人で工場で仕事です。午後からミルツルさんが奈良から起しになられました。出版記念イベントで布の販売をされるのでその布を取りにこられたのです。工場の中、一人で急ぎの仕事を動かしながら布の準備をして、ゆっくりとお話をすることも出来ずですが、また、ハーベスト展には起しになられるそうです。

織機というのは設定が同じように見えても、ビームに巻いてある最初と最後では、織り易さが異なります。一般的に、最後のほうが織りやすいのです。最初のほうが綺麗に一様に巻けているので織り易そうなものですが、最後のほうが織りやすいのです。この理由は?

ビームが大きいと経糸の振動に合わせることが難しいのですが、ビームが小さくなって軽くなると経糸の振動に1ミリでも動きを合わせることができるからではないかと考えます。でも、あれほど苦労したのが最後楽に織れるようになるのをみると、織機が後少しで終わりだからラストスパートを掛けているかのようです。最初からがんばれよ、みたいな。

同じ規格の織物でも、色によって違ったり、糊の加減によって、織り易さは異なります。白と黒の場合には好対照で、白無地というのは一番織りやすいものです。縦横黒というのは、糸が見えにくく織りにくいだけでなく、黒に染めて糸が弱っていて、そこに糊がついて硬い状態になっているので、白の織物と比べると相当織るのが難しいということになります。
2012年11月16日
11月末納期のものを急いで徹夜続きです。今日は彦根商工会議所で午前中、勤労表彰ならびに障害者雇用推進事業所表彰式典があり出席ました。帰ってから織る続きです。糸がよく切れるので織るのが難しい。糸の問題もあるかと思うが、糊ももう少し強く付けたほうが良いだろう考える。

織るのに苦しんでいるとそこに夕立っぽい雨、急に織機がスムーズに動き出す。やはり、麻。雨との愛称は非常によい。また、気温が下がるときにも非常に織りやすい傾向がある。それは、雨の降り出すときにも共通をしているが、夜なんかも夜露が降りるくらいの状態が非常に麻を織りやすいものだ。

昔から、麻織りが夜なべの仕事だったり、また、冬場の仕事だったり、冬というのも空気は乾燥しているといわれるが、実際には、ぬれたものというのが非常に乾きにくい状態で、雪に包まれた工場というのは麻を織るのには非常によいものだ。
2012年11月15日
ミルツルさんが出版の記念イベントでワークショップをされるということで、ワークショップに使われる生地の在庫がないので急遽織ることに、経糸を整経するため糸を割るところから整経、経繋ぎ、送って、織機の調整、織り出し、織って、加工出し、まで、一人でほとんどをやって、ぎりぎり間に合いそう。

織物の仕事って、分業体制が進んでいた仕事なので、職人さんも単能工的なケースがほとんどで、一人でオールラウンドでできる人って本当に少ないもの、私自身、普段簡単な仕事は現場に任せて、ややこしいとかスピードが必要なときには自分が動いて一気にやってしまう。

働く人が少なくなり、深く広く仕事がこなせないと、一つの仕事を回していくことも難しいなあと思います。多人数というのが一番よくなく、少人数のできる人だけで動くほうが良いレベルやクオリティのものが出来たりするものです。
2012年11月14日
11月も半ば、冬に突入のはずが、小春日和。あったかくて徹夜モードながらも仕事がし易いです。冬は冬らしくあってほしいと思いながらも、仕事しやすいのでちょっと助かってます。

ロングランでプレゼント企画を実施いたします。お一人様1冊限定ではありますが、当サイトで10000円以上お買い上げの方に、ミルツルさん著主婦の友社出版「ミルツルの世界 着る人に、よりそう服」をプレゼントいたします。2回目以降10000円以上お買い上げいただいた場合には次回に使える10%オフクーポンコードをプレゼントいたします。
2012年11月13日
ファンドの事業を通じて、出来上がったものが、ビンテージアイリッシュリネンのハンカチと超細番手のアパレル向けリネン織物の二つですが、それ以上にいろいろな経験ができたということが一番の良いところでした。自分がやろうと思ってもなかなか出来ないことが多いですが、計画に組み込むことによって、ものごとの最優先において進むことが出来ます。

リネン業界では難しいとされてきた、リネン100番手以上の織物を動力織機で普通に織りこなせるようになったのは、すごいことだなあと思います。織りこなすためには超えないとならない壁がいくつかありますので、そう簡単じゃあないです。

最近は展示会などに積極的に出ておりますので、いろいろな方とのお出会いも増え、また、いろいろな会などにもお声を掛けていただけることも多くなりました。手一杯の状態でも動いていると、他の方がやっておられる会などにさらに声を掛けてもらえるという幸運な状況ではあるのですが、忙しすぎて出席するだけにも追われることになるだろうから、もうちょっと余裕ができてからのことだろうなあと思うのです。
2012年11月12日
捨て耳が良く切れるなあと思ってレピアの頭を見ると、鉄の部品がなぜか折れてしまっているこれって機械修理の際にヘッドを筬に挟んだのを再生して利用した頭だろうかと思い出してみるが確かではない。鉄の部品も高速に動いているので少しの傷が糸切れに繋がり、生産性が何倍も違うものだし、織キズが発生するかしないかということの大きなポイントとなる。

そんなに織機の調子は悪くなさそうなのだが、リネン60番手クラスの先染を織っていて糸が良く切れる。やはり、今年の糸というのは昨年のフラックスの出来が良くなかったから例年よりも強くないという結論に達している。今年のフラックスの出来も良くはないということなので、糸の大量買いというのはできない状況。

リネン100番手の織物に対しての需要が増え始めている。繊細なる織物でそれが簡単に織れるかというと糸のコンディションがまず大事で、次に織るための糸の糊付け、さらに機械を徹底的に調整して織れる状態に変えないとならない。

リネンデニムの台も織りきって次のものを織りたいので織ってみたが、ドロッパーの高さが少し高いようで、上下に糸が開いたときに上と下の糸のテンション差があったので、ドロッパーの高さを下げてあげる。糸切れがかなり改善された。ドロッパーを上げたのには原因があって、ある特殊な組織を含む織物を織るときにドロッパーが落ちてきて織れなかったからドロッパーを上げた経緯がある。

調子の良い台というのは保全する必要があるのだが、どうしても調子の良い部品を動かして他の台に融通するなどすると、仕事は速いのだがどんどんと仕事ができなくなってしまう結果となる。ねじの締め方一つでも正しく締められるかどうかが、機械や部品を何十年も使えることと関係をしてくる。
2012年11月11日
インターテキスタイル上海の際には、受賞したことでかなりの反響をいただいたのですが、窓口となってくださっている香港のメサゴの方がフォローアップくださって、最初から最後まで至れり尽くせりで、今回のイベントを非常に大事に思っておられるのを感じます。たまたま、今回受賞できたことは本当に幸運でした。

一年後のAWの生地の検討なんかが始まるころとなります。上海に送ったDHLの荷物が通関の検査で受取人が通関に連絡をいれないといけないような、ある程度予期できたことが起こってしまって、やはり、コンピュータ入力の限られた方式では生地の細かな詳細までをしっかりとドキュメントに落としこめていないのが問題だと思い、手書きのDHLの送り状を将来のため取り寄せしました。

実は、インターテキスタイル上海も頭の中では、もう半年ほども昔のものと思えるくらいに、帰ってからもいろいろな仕事や用件を乗り越えて一日一日が過ぎています。

今日は、午前中、昔からの講所有の土地の売買の件で契約書なんかを検討する会があり、私は契約書の内容がアバウトな割りに、通常の土地取引と同じでペナルティなどきついことが書いてあるのでそのあたり確認しておかないとならないなあと思ったのですが、なんだか契約書は形だけのものみたいな話でうまく行かないときのことは想定をしないということのようで、それはそれでまた、どっちに転んでも経験や結果を積むしかないのかなあと思います。

昔は、土地にしろお金にしろ、所有していることでどんどんと増えていくチャンスのあるシステムでしたが、今は、土地もお金も持っていてもそれを維持していくのが難しいシステムになりつつあり、これは突き詰めていけば、日本の人口が減ってきているのと大きな相関関係がある気がします。
2012年11月10日
今日は、土曜日で私自身でいくつか出荷を行いました。梱包まで完了して最後送り状に商品名を書くときに入れたものを間違えるケースが2回あって、慣れていないものが出荷をやるのは余計に時間がかかるものだなあと思いました。

ネットショップがいくつかあると在庫の管理が非常に難しくなります。その他、アパレルのお客様なんかが弊社に起しになられて生地を見られると場所が移動するだけでも、大変です。通常は、在庫にある生地を着分として使われたいケースが多いので、通常のネット向けの生地がアパレルさんに採用されることもたびたびです。

今日は、工場もやらないとならない仕事はたくさんあるのですが、手をつけようとしてもほんと何から手をつけてよいのか分からないくらいです。途中メールが入ると、また、作業が増えることが多く、とりあえず今日は7月から進行していたストールの出荷を済ませました。ストールも横糸の色数が多いと糸が連れ込んでそれを直すのが大変ですね。

夜中、織機の手で繋いだ糸を送りました。結び目がすべるのか長さが均一に引っ張ることができず、一部爆弾が落ちたようになっています。直しても直してもの繰り返し、時間がないので徹夜ライクで、朝4時に寝ました。

奈良のミルツルさんが本の発売記念イベントで、ワークショップをなさるそうでシャンブレーの生地もつくらないとならないなあと思っています。糸の在庫を確認したり、経糸の本数を確認したり間に合わさないと、昨年の10月くらいからずーっと仕事に関しては手一杯のまま一年が過ぎて・・・。
2012年11月09日
今日は、彦根の組合の合同の研修旅行に参加してまいりました。行き先は名古屋メッセという異業種の展示会です。4時間ほど見て回ったのですが、面白かったいくつかを紹介させていただきます。

トヨタホームさんが、家庭で充電できて1回の充電で100km走ることのできる電気自動車を出しておられました。走行距離からして実用レベルに達しているところではないかと思います。ガソリンと電気の燃料費の比較では、ガソリンの場合140円で20kmほどでしょうか。電気ですと1kwの20円(うまくやれば深夜の10円)ほどで、20kmほど走るという話ではありました。そこが本当なの?とびっくりです。完全な電気自動車タイプは日米限定100台で380万円ということです。(実用性なども実販売し試験的なレベルでの検証をしている途中ということだそうです。リチウム電池のように300回の充電で性能が劣化して使えなくなるとかだと、燃料費以上に逆にコストが高くなってしまう可能性もあるかもしれませんが、そのあたり、聞きそびれました。)

繊維関連では、東レさんが、炭素繊維で自動車のボディを軽量化する技術を展示されていました。強度は10倍ということですので自分自身はより安全です。車体重量が軽くなれば、これは交通事故の際に相手に対する衝撃も少なくなりよいのではないかと思います。しかし、あんまり軽そうだと飛行機のように飛んでしまうのではないかと思います。アメリカでは自動車の羽が開いて空を飛べるタイプが実用化されているとのことですので、それにこの技術を使えば良さそうですね。

デゥプロという印刷器機の会社が、コピー印刷した紙を再生紙に戻すコピー機を大型にしたような商品を展示されていました。必要なものは電気と水意外には専用の石鹸だけだそうです。現在は、高嶺の花ですが、こういうのも、どんどんと小型化されてきて、家庭用となって普及する可能性もあります。コピー済の紙が再生紙として蘇る技術が目の前にあるというのはすごいことだなあと思いました。

あと、小さな商品というところでは、お菓子の会社がえびせんを食品トレイとして使うアイデアを実現されておられました。これは、えびせんとして食べればコスト的には吸収ができるのではないかと思うところですが、出展者の方もいわれていたのですが、素手でつかんだものを食べるという概念がどこまで受け入れられるかというところも商品開発する上での課題だということです。

他にもメーカーで余った産業資材となるような壁紙を非常に良い感じの紙袋にされているのを見ました。この紙袋って、一回で使えなくなるようなものではなくて、丈夫なので何十回も使えるものだろうなあと思います。トータルで見ると廃棄されるものを有効利用しておられエコと呼べると思います。障害者の作業所を活用して福祉的な貢献にもつながるよう動かれていました。

ほかに、印刷会社が、電子レンジのような大掛かりな印刷システムを通して、特許技術で紙の表面に規則正しい起毛状態を作り上げ超撥水加工を実現しておられました。A2くらいまでが現在のところの実用レベルの範囲のようです。

あと、大学が、太陽電池パネルの表面にスプリンクラーで水を撒いて、表面温度を下げて発電効率の低下を防ぐという実験の結果を発表されていました。常に流し続けるよりは水量も減り、発電量もあがるというメリットがあるとのことです。水をわざわざ流すより、水槽のようなものの底に太陽光パネルを敷けばよいのではないかという蛇足的なコメントを述べましたところ、太陽の向きに傾いていないと発電は効率よく出来ないようです。

思ったのが、出展者の発表されている以外に本業の部分があって、本業の部分をしっかりとされながら新しい技術への取り組みを行い、企業イメージの向上や将来への可能性を求められているところがほとんどです。林与自身も、新しい商品を作るときに機械を改造したり、商品を入れるパッケージをどのようにすべきかなど、自分の専門技術を持たないところの解決方法が、こういった展示会で見つかる可能性も高いと思いました。

アイデアを生み出すのは簡単で、アイデアを現実の形に変える技術というものが大事だというところ、出展された企業さんはどこもが試行錯誤して見える形にして来場者の興味を惹かれていたと思います。出展者のみなさん意欲的で、丁寧に説明などされており、自分が展示会で出展者となるときの対応というものも改めて考え直しました。展示会に出すものというものはフラグシップなものであって、別に本業のものでなくてもよいのではないのかと思うところも感じたのも事実です。

一方で、アイデアチックな新商品開発で食べ繋ぐというのは一発屋的で、堅実な商売ではないのです。ベーシックな基本技術をしっかりと蓄積し、生産体制を整えていることこそが商売の基本であり、そこにリスクが伴い責任が生まれることで堅実なものづくりを志すような、一番大事な精神が生まれてくるのだと思います。よく、お金儲けのネタばかりをさがしているタイプの人というのは、形にすることができないといわれる部分だといえます。ものづくりが海外に移行するにともない、研究開発的な部分だけを日本でやればよいというような発想が増えていますが、小中学校レベルのことも当たり前に簡単にできなければ、高校大学レベルのことは無理みたいな話と似ていて、これは、私自身も単純な仕事をする上で自問することの多いところなのです。
2012年11月07日
DHLで荷物を出そうとすると、手書きのフォームが使えないようにする方向に動いておられて、ドライバーも手書きの送り状を持っていません。これって、輸出がすごく難しくなる要因なのです。送り状とインボイスの品書きは基本的に同じものでないと問題が生じるケースが多く、お客様と当初から使っていた品番や商品詳細がDHLの送り状やインボイスに文字数の成約で書き込めないとかなると通関すらも難しくなってしまいます。

簡略化しようとするサービスがあるともう片一方でとんでもないほど複雑化し大きな問題も生まれてきます。たとえば、メートルという単位で商品を入力しようとしても、小数点以下が入力できないとか、誰がこんな馬鹿なシステムを作って放置してあるのかと思うと、従来の商慣習というものが、システムの不作為によって人に優しくない表現になってしまうのは忍びないことです。

こういうのってほんとたくさんあったりします。簡略化されたコンピュータ入力というのは作った人が何を考えてその入力項目を作ったかということを想定しないと入力する人が迷うケースが多いものです。行政の法律が絡んで担当の方が素人だとチェックミスが重なると間違ったものが正しく180度反対の表現を使わないとならないこともあったりで、人以上にシステムが力を持ってしまうと、裸の王様状態なことも多いものです。

簡略したフォームに流れてしまうと、それに慣れると複雑なことができなくなるということの始まりだったりします。輸出入業務そのもののほかに、DHLのフォームに慣れるということが必要で、それに合わせて会社の中の単位や表現を調整していかないとならないのは、大きな制約とはなってしまいます。

送り状一つ書くのに、送り状の登録のためイーメールのやり取りが必要というのも、電話掛けるのに交換手に相談しないといけない昔に戻ってしまったのではないかと思う気もするサービス向上ですね。
2012年11月06日
今日は、再び米原の伝統産業会館で、しが新事業応援ファンド説明会の席で、ファンド活用の事例発表ということで林与が3年間取り組んだことを発表させていただきました。私自身、ものづくりのためのファンドだということは良くわかっておるのですが、ものづくりの部分以外でのいろいろな経験ができたことが自分の中での人生の宝となりました。

実際、リネンハンカチプロジェクトも、今までほとんど織ったことのない140番手の糸に挑戦をするのですから、そう簡単ではないのは分かっていたのです。織れるかどうかもわからない状態で、織れたらすごいなあと思っていましたが、織れるだけにとどまらず、先染めに挑戦をしたり、H TOKYOさんにもご協力をいただいてハンカチまでしてみたり、リネンの現行の糸を使ったアパレル向けの超細番手プロジェクトでは、布工房DENでシャツやブラウスに仕上げてもらったり、最終的な一般のお客様に見てもらえるような形まで取り組んだことなども良い経験になりました。

2000年あたりから、リネンの良い糸も手に入れるのが難しくなり始めて、特別なものを作ろうとしても作れない中、たまたま、倉庫で昔の糸が見つかったと同時にファンドにもめぐり合えて、それがこの3年間で、現実の形となってしかも情報収集などの過程で多くの方との出会いなどもあったり、また、ファンド以外の部分でも多くの方とのつながりが出来ました。

通常でもやることばかりで忙しく動いている中で、プラスアルファのことをしようとするとパンクしてしまいうまく出来ないことも多いのですが、それも経験の一つで、人生のある時点で自分自身を極限まで仕事のことで追いやってみると、今ある設備の中で、ものづくりが新たなフェイズに移行できるということも経験をしました。それは、機械の差というよりも、人のメンタリティの部分も大きいかと思うのです。タイイングマシンではつなぎにくい細いリネン糸を何千本も手で繋ぐ作業を何度も繰り返すことになりますので、忍耐力や集中力が非常に大事だったりします。そこそこ作業に慣れている人でも逃げ出したいような作業を現場のものは当たり前に乗り越えてくれたことでビンテージアイリッシュリネンハンカチは出来上がりました。

40歳というピークのときに、やっておきたいことに思いっきり取り組めたことが幸いではあったと思います。自分自身が作ったということだけで満足して終わるのも一つのものづくりですが、自分の作ったものの世界というものを多くの皆さんに見ていただくのもものづくりの大事な部分ではないかと思いました。それは、一つのものを見ていただくのではなく、ものづくりの背景というものがあって出来上がったものだから、他ではできなく特別なのだと思ってもらうことが大事だと感じたのです。

また、今日はゲストとして中小企業基盤機構からファンドの次のステップの販売面に関する支援の説明があったりで、うまく活用することで展開も容易になるのだろうと思います。ファンドの成果を現実のものとして形に変えて行きたいなあと思ってはおります。
2012年11月05日
ここ数日10度、11度ほどを経験しますと、冷え込んできたなあと思います。でも、11月なのでこれはこれでありがたいこと、自然を守るってそういうのを受け入れるところから始まると思うのです。カリフォルニアにいて、砂漠の地に水を引き込み都市を作り上げるとからっとしていて過ごし易い砂漠のオアシスが生まれます。日本もそれを求めるのかと言う話がダムや原発の悲劇の話につながってくるのです。

安く便利なものを求めるのが経済というものですが、それならコンビニでよいのじゃないかで、日本では百貨店よりもコンビニのほうが集客力がある流れになっています。コンビにでも売り上げ頭はおにぎりサンドイッチなのです。集客の基本なのですが、人間にとっての必需品である食べ物を制するものがすべてだったりするのは逆に悲しいところかもしれません。

昔はコンビにも値下げしないことが商売の鉄則といわれましたが、集客のためにおにぎりすべて100円とかやってます。稼ぎ頭で値下げをするほど勝ち組のコンビニですらもトランプで言う切り札を常に使わないと経営が成り立たなくなっているのが、大手の電器メイカーの苦悩と共通をしているところです。

毎年新しいものを良いものとして出したらお客さんもそんな商法には飽きるだろうというのが分からないのが今の日本のマーケティイグで、そんなからくりに騙されないで、何十年も続く良いものを使い続けることこそが賢い選択であるのではないかと思います。

私自身も、アメリカにいるときにイギリスのレーシングカーのエンジンを搭載したジャガーXJSというスポーツカーに乗っていましたがほんとよく壊れます。マドンナの歌ではありませんがファンシーな車というのは長持ちしないというのは定石で、マドンナのようなポップシンガーすらもが世界的に歌い広まっていることすらもが自分自身の人生の教訓になるというのが意外でした。これって、方丈記につうじるものがあるんじゃないでしょうか。マドンナのエクスプレスユアーセルフやシンディーローパーのトゥルーカラーズなど案外ポップソングのなかに日本的な哲学適な価値観が存在していることに派手でハチャメチャにおもえるアメリカンシンガーたちにすらアーティストを感じざる思えません。

でも、ジャガーXJSのような壊れ易い車に乗ったことが今の自分の仕事でシャトル織機を動かすのに生きていたりするのです。XJSもクラフトマンシップの塊で、中古で10年落ちの100万くらいの車ですが、もとの定価は1500万円委譲する宝石のような車です。それをどう乗りこなしていくかは自分次第で、壊れても自分の覚悟があればそれなりの価値があるものなのです。

究極の価値観というのは求めると孤島を目指すような世界で、林与の場合ですと、近江上布の着物の世界にこだわるべきでなかったのかということに似ています。たぶん、その路線を歩んでいても息絶えて今は林与が産地で麻を織ることも続いていないと思います。一方で、半世紀以上昔に林与のなかで途絶えたものを、糸からも近江上布を再現できるようにすべて封印して残しており、近江上布が究極を極めたときのものづくりをいつかは越えることも過去の資料が残っておればそれをヒントに可能ではないかと思います。

原型のままの形で残そうとすると周囲には飽きられてしまうことも多く、支持が得られにくいというのが伝統産業の性です。究極を極めたものでも時代の流れとともにどんどんと支持層が減っていき、買い手のないつくり手だけの世界になってしまうという状態に陥りがちなものです。
2012年11月04日
ここ数日10度、11度ほどを経験しますと、冷え込んできたなあと思います。でも、11月なのでこれはこれでありがたいこと、自然を守るってそういうのを受け入れるところから始まると思うのです。カリフォルニアにいて、砂漠の地に水を引き込み都市を作り上げるとからっとしていて過ごし易い砂漠のオアシスが生まれます。日本もそれを求めるのかと言う話がダムや原発の悲劇の話につながってくるのです。

安く便利なものを求めるのが経済というものですが、それならコンビニでよいのじゃないかで、日本では百貨店よりもコンビニのほうが集客力がある流れになっています。コンビにでも売り上げ頭はおにぎりサンドイッチなのです。集客の基本なのですが、人間にとっての必需品である食べ物を制するものがすべてだったりするのは逆に悲しいところかもしれません。

昔はコンビにも値下げしないことが商売の鉄則といわれましたが、集客のためにおにぎりすべて100円とかやってます。稼ぎ頭で値下げをするほど勝ち組のコンビニですらもトランプで言う切り札を常に使わないと経営が成り立たなくなっているのが、大手の電器メイカーの苦悩と共通をしているところです。

毎年新しいものを良いものとして出したらお客さんもそんな商法には飽きるだろうというのが分からないのが今の日本のマーケティイグで、そんなからくりに騙されないで、何十年も続く良いものを使い続けることこそが賢い選択であるのではないかと思います。

私自身も、アメリカにいるときにイギリスのレーシングカーのエンジンを搭載したジャガーXJSというスポーツカーに乗っていましたがほんとよく壊れます。マドンナの歌ではありませんがファンシーな車というのは長持ちしないというのは定石で、マドンナのようなポップシンガーすらもが世界的に歌い広まっていることすらもが自分自身の人生の教訓になるというのが意外でした。これって、方丈記につうじるものがあるんじゃないでしょうか。マドンナのエクスプレスユアーセルフやシンディーローパーのトゥルーカラーズなど案外ポップソングのなかに日本的な哲学適な価値観が存在していることに派手でハチャメチャにおもえるアメリカンシンガーたちにすらアーティストを感じざる思えません。

でも、ジャガーXJSのような壊れ易い車に乗ったことが今の自分の仕事でシャトル織機を動かすのに生きていたりするのです。XJSもクラフトマンシップの塊で、中古で10年落ちの100万くらいの車ですが、もとの定価は1500万円委譲する宝石のような車です。それをどう乗りこなしていくかは自分次第で、壊れても自分の覚悟があればそれなりの価値があるものなのです。

究極の価値観というのは求めると孤島を目指すような世界で、林与の場合ですと、近江上布の着物の世界にこだわるべきでなかったのかということに似ています。たぶん、その路線を歩んでいても息絶えて今は林与が産地で麻を織ることも続いていないと思います。一方で、半世紀以上昔に林与のなかで途絶えたものを、糸からも近江上布を再現できるようにすべて封印して残してあるのが林与のスタイルで、今はだれもがその糸の記憶すらもたどれなくなっても麻の業界の老舗として封印した状態で残してあります。

原型のままの形で残そうとすると周囲には飽きられてしまうことも多く、支持が得られにくいというのが伝統産業の性です。究極を極めたものでも時代の流れとともにどんどんと支持層が減っていき、買い手のないつくり手だけの世界になってしまうという状態に陥りがちなものです。
2012年11月03日
昨日はゆっくりと休むことができたので、体調は非常によい状態で長栄座のロビー展示に出発です。

ものごとというのは計画をしていても、なにか問題が起こる要素が常にあって、一つのことがうまく行かないと他のすべてが止まってしまうので、しっかりと効率のよい生産計画の下で生産をしないと、ものごとが詰まったときにもそれを吸収する余力すらないものです。よくいわれるのが8割の力で仕事をするべきだといわれます。そうでないともしものときに対応ができないからです。

今の時代、8割の力で仕事をしていると、逆にいざというときに力を出せるのかというと、いつの間にか8割の力が精一杯になってしまうので、どんどんと退化していきます。自分との戦いみたいなものがないと、どんどんと落ちて外の世界で通用しなくなってしまうのです。それは国内とだけでなく海外との競争なのかもしれません。また、それは洋服の世界だけでなく携帯電話なんかと異業種的な戦いなのかもしれません。

今日のロビー展示では、開演までの待ち時間ならびに、公演の途中の休み時間、そして、終演後の時間にお客様との交流の場をいただきました。近江上布絣柄に目を留めていただいた方が多かったです。リネンガーゼ生機が実物をみられた方が興味を示していただき、値段の手頃さからかもしれませんが、20枚分以上、皆さんに買っていただけました。即売するというのが、生地をみて納得して購入いただけ、案外良いものなのだと実店舗を持ちたい気分になりましたが、背伸びせずに、実工場を持っていることを幸せに思って今の現状の手の回らなさからも、まだまだ先の夢としたほうがよいと思っています。

布工房DENさん仕上げたワンピースなどもご婦人方には好評で、長浜のDENさんに脚を運ばれますとご購入をいただけますと誘導をさせていただきました。また、ミルツルさんの新しい本に興味を示していただいた方もあって、余った時間に少し滋賀県の中のものづくりやリネンの世界、アパレルの世界の話を聞いていただけ、将来なにかのときに思い出していただけることもあるのではないかと。

あと、今日は、ビビモアの青木さんとニオスラッシュセカイの渡邉さんとお話しする機会があり、ビビモアさんはネットショップなどを立ち上げようとしたい方を応援する仕事をされていて、これからは、いろいろな海外を含めた広がりのことなど考えておられます。また、ニオスラッシュさんは滋賀県の布素材を使ったオリジナルカバンの展示販売をされていて、高島のハンプを使ったカバンが意外に軽かったので驚きました。ニオスラッシュセカイの紹介はYOUTUBEで見つけました、どうぞ。http://www.youtube.com/watch?v=Iny-Ps-Zje4

思うのは、独り立ちして生きていくというのはなかなか難しいものだなあとほんと思います。数年はうまくいってもうまく行かなくなると食べていくことも難しくなるので、一つの企業が長く続くことのほうが不思議なことであろうかと思います。調子の良いときに大きくしようとすれば、人もたくさん抱えないといけないし、それが調子が悪くなると、調子の良いときを経験した人たちでは厳しい時代を乗り越えるために変わることすら難しいものです。
2012年11月02日
上海から帰ってほとんど寝ない状態で1週間が過ぎました。今日は私自身は久しぶりに睡眠をゆっくりと取りました、脳細胞が修復されたような感じですが一方で張り詰めたものがなくなり、再び、テンションの高いモードに移行のために追いやる必要がありそうです。遅れているネットのご注文もご発送も11月4日には完了いたす予定ですのでご注文をいただいたお客様、今しばらくお待ちくださいませ。

ミルツルこと天野千鶴さん著、アップオン発行、主婦の友社発売の「ミルツルの世界 着る人に、よりそう服」が一冊出版社から届けていただきました。中をのぞいてみますと、弊社の生地をたくさん使っていただいており、しかしながら、これはどの生地なのだろうかと迷うものもあったりで、この本を買われた方が、弊社の生地にお使いいただくためにはネットで販売をさせていただいても本のどの作品なのかのリファレンスしていかないと駄目だなあと思っています。とりあえず中を覗かれたいかたは、アップオンブログをご覧くださいませ。http://uponbooks.exblog.jp/18615231/

林与では、こちらの本の1万円以上お買い上げでのプレゼント企画も11月中ころから計画をしてはおります。上海のインターテキスタイル展など展示会から帰ってきて、そちらのスワッチの発送が完了をしまして落ち着きましたらプレゼント企画が始まります。

ミルツルさんとお会いしてお話していると、布に対する独特のテイストをお持ちです。今年の春にミルツルさん用のオリジナル布3626サシコも製作させていただきました。普通は販売していないタイプの布で、ちゃんと織れるのか心配だったのに機から作って作り上げました。思ったとおりに織りあがりまして布としてみていても楽しいものです。その柄に秘められた秘密がミルツルでミルツル布が小さなアイテムで本に登場していたのをちらっと眺めただけで、作ったときの思い出が蘇ってきました。

あの布も数センチを織るのも難しい状態から、織キズもなく順調に本生産に移行できたことは、奇跡じゃないのかなあと思ったりもいたします。頭の中で理論的にはできる布でも、実際に機を作って織り出してみるまではどこに小さな問題が潜んでいるか分からないもので、その問題がないことのほうがめずらしいもので、問題があるとやったことがすべてアウトなんてこともあったりです。

あの時も、寝ずに、織機に爆弾が落ちたような糸がぐちゃぐちゃになったものを織れる状態にまでもっていってなんとか織れました。複雑な織物というのはできないことはないのですが、今の厳しい時代には、通常の何倍も時間が掛かるので普通はなかなか手がけることは難しいものですが、そういう企画が成功する背景にはミルツルさんがその布を使うという前提が確りとお持ちくださっていたことがあります。ミルツルさんのお店に行かれる方があられましたら3626布も見てくださいね。あとカバンの布もミルツルのアニバーサリーにお使いいただきました。ぶ厚い生機をご自身で煮炊きくださって味わいを出してまでしてお使いくださったそうです。
2012年11月01日
今日は、ひこね文化プラザで行われました物産展に参加させていただきました。初日の今日は平日でしたが、フリーマーケットや物産品や出店コーナーには、このイベントを楽しみにしておられるお客様がたくさん来ておられました。近隣の市町村からも来賓が来られ、愛荘町からは副町長と職員の方が出ておられました。

ひこにゃんのほか、横浜西区から「にしまろちゃん」が参加です。黄色い花びらなので、ひまわりかと思いましたが、西区の花である「水仙」をイメージしてあるとのこと。かなり目立つわりには、彦根では新鮮であのキャラクタは何なのか分からなかった、と思います。彦根市長の挨拶のなかの説明で謎が解けて遠くから大変ご苦労様。

物産展に人を呼び込もうとするとパフォーマンス的なものが大事なのかなあと、昨年、仏壇さんが職人さんたちが製造工程を実演されて多くの人が見に来てにぎやかだったので。職人が仕事してものが出来上がっていくのをみるというのは興味深いものです。織物だって同じかもしれません。織りあがった布を見てもらうより、織っているところを見てもらうほうがその大変さが分かってもらえ、その価値が分かってもらいやすいのでしょう。
2012年10月30日
最後はやっぱり人の力の差だろうなあと思うのが織物の仕事です。出来る人と出来ない人とでは10倍くらいの差があるというよりも、プラス10とマイナス10くらいの差があるもので、簡単なことでも大層な仕事に思えてしまう人というのは伸びることはなく、仕事を任せることすらも時間に追われて出来なくなってしまいます。

出来る人に仕事が集中して、出来ない人には仕事が任せられない。そんな差がさらに力の差を生み出してしまいます。出来る人というのは自分のことだけでなく、他の人の仕事のことまで考えているものですが、できない人というのは自分の仕事のことも考えられていないで焦りすらないものです。自分自身で仕事を作り出す気持ちがなければ明日の仕事もないのは当たり前のことなのです。

仕事のできる人は常に焦っていて、仕事の出来ない人というのは焦りすらないという状態というのは、どこの会社でも同じことだといえます。私の場合、職人さんのできない部分をカバーして仕事を前に動かしていくというのが仕事であったりすることも多いので、毎日くらい問題との直面ばかりで、やることばかりで時間が足りないのです。

織物の仕事がそんなに難しい仕事なのかと思うことのほうが多いのです。原理的にやろうと思えばやれることですが、自分がやればできても、実際の本番などを想定すると他の人にやってもらわないと意味がないので、それを人にやってもらうときに、スムーズに行く場合といかない場合があるので、やらないといけない仕事もやりたくない人がいれば出来ない仕事になってしまいます。

なんだか泣き言みないなことを書いていますが、こういう人の仕事に対する考え方の問題が産業が崩壊する主因であったりします。国内だけでなく海外との競争のときに、海外ではスムーズにものがつくれても、国内ではものをつくるのが難しくなってきているのと同時に、海外の品質が上がり国内の品質が低下するのは、負荷のミスマッチの問題を解決しないと駄目だろうなあと思います。
2012年10月29日
受注生産でものを販売するときに、お客様が弊社を信用される必要もありますが、反対に弊社がお客様を信用してものづくりするかどうかという問題があります。問屋さんによっては、ものづくりをしても買取をしないところも多かったりするのです。

残念なことですが、繊維業界では元気にされているといわれる大手の生地商社さんほどその傾向があるとはよく言われます。大手商社さんの生き残りがものづくりする立場のものを都合よく騙すことで成り立っているというのは非常に残念なことです。

このことは、信頼関係が怪しい中での流通というものは、まともなものが流れにくくなります。最終的にはものではなくて人ですので、信頼関係なしに成り立つ損得勘定だけでの流通というものは、それに見合ういい加減なものしか流れにくいものです。本来は商社はリスクヘッジを吸収する使命があるのですが、それがなくなるとなると商社存在意義すらもなく、リスクをもたらす商社が間に入るとなるとどうにもならないものです。

よく海外の企業はものをつくってもキャンセルしたりするということで、頭金や入金を確認してからものづくりをすることが条件となっています。そういう海外企業の信頼できなさみたいなものが、日本社会での笑い話のいつもネタになりますが、日本の大きな会社も同じですよという笑ってられない話です。
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