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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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2019年9月
リネン日記:21
2019年09月30日
今日は午後から奈良の機料屋さんと一緒に奈良の機屋さんが来られ麻織物に関してのいろいろのお話。エアが12台でレピアが1台と、かなり高速で織る織物に特化されているようなお話で、綿の織物を中心に1回の整経が1万メートルとかの量産をこなしておられる。それはそれで大変な世界でもある。

若い専務さんが担い手としておられるのはこの会社が次の世代にも奈良の中心的な機屋さんの一つであられるという保証みたいなもので、ぜひ、いろんなことにも挑戦できるときに挑戦をしておいてもらいたいと思う。私ももっと若いころにいろんなことに早く挑戦をしておくべきだったと思うことも多いので、今、それをやっているような感がある。

余力があればいろいろとやりたいこともできるけども、目の前のことに追われて自分のやるべきことが一番後回しになることも多い。常に思うのが高度なことをやらないといけないなあと思いながらも、一番地道な作業を私が担当することも多く、地道な作業を責任もってコンスタントに最後まで完結できる人というのが一番大事だなあと思えたりもする。

数日前に織機のテンプルバーが外れてしまって、それをはめ直すのは織機の下にもぐってする汚れ仕事。それができないと織物というのは1mも織れない話。織機の下にもぐって10分、15分、苦戦しながらはめ直しできると、何事もなかったように調子よく織れ出す。

今日は午前中にその布も出荷が完了し、この半年ほど合間をみて織っていた1000mほどがようやくゴール。
2019年09月29日
今日は字の公園の池の掃除。1年ぶりの鯉の池の掃除ということで、エンジンポンプ2台で水を汲みだし、魚を大型タライに移して、底をブラシでゴシゴシ掃除。天気も悪くなく2時間ほどの軽い運動と思う程度なので、大人が20人ほども集まれば大したことはない作業。

私も行ってもすることがないと嫌なのでブラシを2本持参したが、大きな池のほうの小さな魚をつかむのが私の仕事になった。十分大きなモロコを20匹以上捕まえたのと、大きなドジョウも何匹もいた。あと、ドチンバやナマズ。自然の川にはもう魚は少なくなっているので、こういうところで自然に繁殖しているのも自然を補う意味では意味があるのかもしれない。

最後、池の水を入れなおしたときに、池の中に置いてあるプランターが浮いてしまって位置がずれた。まあ、そういうの直すのは私の仕事で、長靴を脱いで短パンで行った私が冷たい水の中に入って所定の位置に戻す。作業するときには作業に適した格好が大事で、私はTシャツに短パン、水の中にも突撃しやすい。こういう作業というのは子供たちが楽しめる作業なんじゃないかと思う。
2019年09月25日
なかなか生まれなかった赤いミナミヌマエビの卵が孵化して、体長1mmから2mmくらいの細長い見えないくらいの稚エビが昨日辺りからうろうろ。普通の稚エビと比べると、色が薄いだけでまだ赤くはない。抱卵した母エビが赤いのでもし父エビが普通のエビでも少しは赤くなるだろうと思う。赤い母エビ以外は大人のエビはその水槽には入っていないので、赤いミナミヌマエビの稚エビだろうと確信はしているが、大きくなるにつれ赤くなってくれるかどうかは育ってみないとわからない。

赤い色になるのは食べ物説もあったりして、緑の藻を食べていると緑っぽいか黄色いエビになりそう。赤い餌を食べさせると色揚げという現象が起こって赤くなりやすいそうだが、染料で染めとか色素を沈殿させるみたいでそれはあんまりやりたくない。私にとっては仕事に追われていることが多いので動物の面倒をみるということも3日坊主になりそうな気がしていたが、餌やりは数秒のことだしエビの成長を眺めていると時間を忘れる。犬や猫のように愛想があるわけでもないし、餌を欲しがるようなしぐさもないけど、餌をあげると餌に向かって動いて、ツマツマして食べている。

3つあるうちの一番大きくてたくさん入っている水槽には、めだかも魚も入っているが、めだかや魚は動きが速すぎて愛嬌がないように思える。流れのある水路で捕まえてきたメダカと魚なので、野生の本能で元気でよいのだが観賞用には向かない。ようやく、赤いミナミヌマエビの赤ちゃんが生まれたので、普通のミナミヌマエビのようにたくさんに増えてくれることを夢見ている。

ミナミヌマエビだと思ってはいるけども、あまり大きくはならないのでビーシュリンプという種類が混じっている可能性も高い。でも、まあ、自分の水槽で生まれたミナミヌマエビだからそこに価値があるので、一般的な価値観とかは大事じゃない。なぜ、赤いミナミヌマエビが良いのかというと、普通のミナミヌマエビは透明だったり黒っぽかったり、茶色っぽかったりするのでなかなか見つけにくく見えずらい。黒いソイルにしてようやくうまく繁殖をするようになったので、黒いソイルに合うように赤いミナミヌマエビということなのである。

生まれた稚エビは、案外どんな環境でも小さなころから慣れさせてしまえばうまく育つ。その辺りは人間と一緒だろうと思う。ブロイラーのような完璧な環境で育ててしまうと、少しの環境の変化に耐えられず死んでしまう。水槽は外に置いてある。ヒーターはあんまりうまく使いこなせず逆に次々と死んでしまう原因になるのではと思って使っていない。冬には水が氷るのを防ぐためにヒーターを使う必要も出てくるだろう。なかなか、最初は普通のミナミヌマエビを繁殖させることができなかったけど、ようやく赤いミナミヌマエビの繁殖にも成功しそうで、しょうもないことかもしれないが、自分ができたらよいのにと思うことが叶ってうれしいのである。
2019年09月24日
先日、ダメ元で買った4Kディスプレイのノートパソコンが届いて仕事の合間に使ってみたのだが、ハズレを引いてしまって、キーボードのバリがキーが押されるのを邪魔して押しにくいキーがいくつかあって返品することにした。そして、なぜか大きすぎるタッチパッドがキーボードを使うのと干渉して挙動不審な動作につながり、インターネットでページを見るのも思い通りにいかない。

WINDOWS10を私自身はあまり気にして使ったことがなかったので、この問題を解決するためにWINDOWS10の設定を初めて位に細かく使って、このタッチパッドの誤動作しやすい問題を考えてみた。知らなかったのだが、2本指クリック動作とか、3本指クリック動作とか、4本指クリック動作があって、そのために大きなタッチパッドが必要のようだ。なんか変な進化してしまっているように思った。

物理的な右クリック左クリック動作だけにして1本指から4本指クリック動作を無効にしたら、ダッチパッド操作が安定した。ジャンクに思っていたものが思い通りに動くようになって、4Kディスプレイのメリットをそのまま活用できるような状態になった。この5本指までじゃなく4本指までのタッチバッドのクリック動作というのは、中国語の四音を意識しているなあと思うのは私だけだろうか。あいまいでありがちな文化をデジタルディバイスも表現しようとする流れ。

子供のころからできるだけ詳細な情報が表示できる4Kディスプレイみたいなディスプレイにあこがれていて今まで手にしたことがなかった。今までのパソコンの4倍の情報量が表示できるしかもノートパソコン。バッテリーも6時間使える。まだやってないけど、4Kでデゥアルモニタもできるようであるが、それなら2台買えば9万円で子供の頃からの夢が叶う話。これのすごいのはカバンに2台のパソコンを持ち歩くだけで、大阪や東京などにオフィスを持たなくても1日の最高のオフィス環境が持ち歩けるということ。レンタルオフィスですらも必要なく、オフィスの代わりにマクドナルドやスターバックスがあればお茶出しの人も必要なく一番くらいに便利でどこでも出会いやすいよい話。充電も帰りの分は新幹線ですませばよい話だし、長時間駆動が必要な作業はLETS NOTEで複数バッテリー持参という手で全体をノートパソコンケースに入る10kgの荷物にまとめる形。昼間は機屋、夜はハヤシヨゲイツができることになる。

このノートパソコンの4K、8Gメモリ、128GbのSSDでSSDは自分で内部増設可能、6時間バッテリーのもつスペックは30万円でもほしいものだが、なぜ、このパソコンがあまり人気がないのか、4K液晶はハイスペックすぎて文字が小さくて9割の人は扱えないだろうと思う。昔LETSノートも高精細の液晶だったので、みんな文字が小さくて読めないと言っていたが、今はスマフォになれて、小さな画面でも情報量が大きいのがありがたい時代に変わってきた。

で実際、何にこのコンピュータを使うのかというとプログラミングするのに使えるのと、ネットショップの商品管理画面が、やたらと下までスクロールしないと全部の情報が見えないので商品のアップロードがつらかったのが解消できる。ワードもフル画面で縦に2枚分みることができる。エクセルもスマフォとの連動で在庫管理に役立つ。ありがたや、ありがたや。あなかしこ、あなかしこ。

コンピュータはCPUスピードみたいなところがあるけども、結局はトータルの完成度なので、メモリの量とSSDでカバーできる。画面の情報量の問題とバッテリーの時間というのは解決ができない問題。大は小を兼ねるで使いこなせれば4K画面はとことん便利。あと堅牢度の面からも、保存データはSSD媒体に置くよりもHDD媒体に置いたほうが10年とか持ちやすいであろう。そのことも考えると堅牢度面からもセカンドHDDを内蔵できるというのは日ごろからのバックアップに向く。

仕事の場合には汎用機というよりも、専用機という概念も意味のあることで、このパソコンは会計専用、このパソコンはネット販売専用、このパソコンは織物デザイン専用、このパソコンは生産向けの企画管理専用、このパソコンはプログラミング専用、在庫管理専用とか分けておいたほうがよいこともあるのである。そしてバックアップはそれぞれのパソコンで内蔵のHDDに行い、また、クラウドでなく1か月に一度くらいHDD外部保存する。人の場合、分業の非効率さを嫌う私がそのようにパソコンに分業をさせるのは、基本充電が必要なノートパソコンの置き場所を限定することで持ち歩きが必要なくなるのと情報管理の権限のため。1冊のノートを見るように1台のノートパソコンを使うのが理想。大きな会社が大規模無線LANでやるのと同じようなことをよりシステム管理者も必要がないレベルで、人も少ない零細企業ならより効率的に機密性をもって堅牢に管理できるようにするのが理想。

林与は、日本だけじゃなく世界の織物業界の最先端でありたいと思うのは、田舎なのでパソコンを普段使わない人がほぼ10割、そのデジタルディバイドを埋めるのが、普通以上にパソコンを10倍使う人なんだろうと思う。これは織物業界で、織機を使える人がほどんどいなくなっているなか、織機を同じ時間で10倍使える人間が必要なのと同じ。20年前にそれを感じて織機をはじめとするほかのチーズアップ、整縦、検反機、在庫管理、生地修正、出荷など、普通の職人さんの10倍使えるようでないと難しいなあと思った。そのほか経営者として、財務、労務管理、設備維持など、また、販売面で、展示会出展やネット販売。日本の国としては今になって人手不足の話だけど、20年前から日本の繊維の零細企業は人手不足そのもので、仕事はあっても一つの作業も理解して100点でできる人は見つけにくい話。120点、150点でやれると発展性がある話。外が50点の仕事なら、150点、200点の仕事で穴埋めして全体を成り立たせるしかない場合もある。

極端な話、サンプル作った人ができないときに、京都の染工場を正月3が日借り切って、サンプルも作っていない人間が自分でその道のプロができないと逃げることを自分でやって染めるとか。その染色工場のタイムズの駐車場で3日寝泊まり、私に許されている時間は3日だけ。ほかにも組織の事務責任者が経理をまったくせずにほったらかしにしてを総会の数日前に数時間ではじめてやる気もないのですべての数字を見てすべての入出金の数字が合うように2時間3時間で自分が入出金の管理もしていないのに解決するとかまさに生き地獄そのものばかり。行政がらみの補助金受けてもすべて組織の人間関係の問題を受け入れているのにそれも受け入れない公務員の人からもうちょっとちゃんとやってほしかったといわれたり。後でわかる大きな話が見えてもいない、その時々の力になびくタイプ。お金払って働いてもらってもその人だけじゃなくその人の家族のことまで面倒をみるのが日本ではありがちなだらしない話。そういうだらしないのと戦うじゃなくできることもやらずに、逆に邪魔してお金だけほしい人が多すぎるのが今ありがちな形で、あかんすぎる流れ。

私が母親や先代を酷評するのがまさにそこで、
2019年09月23日
今日は、SSDが届いたのでクローンマシーンを使って、ノートパソコンのHDDをSSDにデータ移行して、ノートパソコンを元気に生き返らせる作業。パソコンは基本レッツノートのSXシリーズと決めているのだが、SX1から始まり、SX2を複数台もっていて、バッテリーも複数持っているので、。この8年近くSXシリーズで通している。本当に堅牢でバッテリーも長持ちするしよくできたノートパソコンだと思う。

どのパソコンも基本的にほとんど同じことしかできない。スピードが速いか遅いかの違いで、それよりも大事に思うのはバッテリーのもちとか壊れにくさのほうであると思う。

実は、SSDというのは、どれもが3年5年の有期の寿命を想定して作られている。使い込んでゆくと挙動が不安定になりやすいのである。SSDの場合には、5年くらいでSSDを新しいものに交換する必要がある。5年とか使ってそのデータが飛んでしまったときには厳しい現実が待ち受ける。実はSXシリーズが堅牢なのもそのあとのシリーズは初期のSSDを採用していたために、数年で挙動が不安定になりがちで、最新の機種が、データが飛ぶなんてこともありがちだったここ数年。

昔の家電製品は30年あとでも使えたが、今の家電製品は1年もつかどうかが厳しい。3年5年使おうと思うと、延長保証に入っておかないと壊れて修理となると買い替えるほうがましなくらいの話になる。ものづくりが使い捨ての想定の今、ほかの人が価値を感じないものに価値を感じて活用するのも乙だと思う。無限にそういうものが出回るのでそれを活用することは一番の理想だろうと思う。
2019年09月22日
林与の軽トラ、スバルのサンバにリコールの通知があって、ずばりそのものの症状でバッテリーが充電されず。昨日は午後から時間が少しあったので、軽トラの後ろの荷台の蓋を外してみた。ゴムベルトも切れてしまって周辺にゴミとなって半分くらい残っている。充電しないのも当たり前。

彦根のスバルに電話すると対応が悪く、近江八幡のスバルに電話して対応してもらう。対応してもらうといっても、今日、持って行って預かってもらって2週間ほどのうちにリコール対応してもらうだけのことだが、それを預けるための予約をしないといけないとかだと、それを持っていくことも天気の良い日でないとバッテリーの充電しない問題が絡んでいるのでワイパーも動かせない。予備のバッテリー2個をフル充電して積んで、いつでも交換できるような態勢でもう一台帰宅用の車を母親に運転してもらって持ち込んだ。

スバルディーラーで、母親が、軽トラは問題があるのだから、リコール対応後も、いつでも対応できるように載せたままにしておけばよいのに、ジャンパーケーブルやプラスドライバ、ペンチなどを軽トラから出して持って帰ろうとする。母親にとっては、自分が修理や交換しないから、ドライバーもジャンパーケーブルも意味のないものだけど、もし問題が起こったときに私が対応できないのである。
2019年09月21日
昨日はスタッフの子が縦つなぎをしてくれて、夕方から私と二人で2時間ほど織りだしのために結び目を筬の前まで送る作業、時間がすぐに過ぎてゆく。その後私一人で織り出しを始める。そこで、その織機の機の12枚目のソウコウのロッドから、ソウコウが外れているのを発見。ロッドが短くこれは対応しないと織り上がる織物の大きな問題になるところ。

織物というのは注意してくみ上げてゆかないと、後から正しい状態に直すことは難しい。そこで、夜中まで3時間ほどその問題の解決に向かう。スタッフの子もがんばって、まだまだ慣れないタイイングマシンを使って一人で一日がかりで繋いでくれた。5回目くらいのタイイングマシーン経験。初めてでも、教えてもらってやるのが当たり前みたいな世界があってもよいと思う。新しい人でそれができる人というのはすごく価値がある。経験者というのはなかなかそれができないもので、できない分からないの塊になりがち。

結局、そういうのが出来上がる織物の差につながってくる。それだけでなく、経験者も苦手な検反機を使っての修正作業や、出荷に向けての準備とか、動くと動いてもらっただけ仕事が前に進む。私の補助的な作業も多いけども、すべて理解している私についてこれるのだから立派に思う。目の前の頼まれた一つのことを当たり前に行動に移せる人というのは、その瞬間瞬間、正しい積み重ねで一日の仕事が成り立つので長いスパンで見ても正しい成果を積み重ねることになる。

一般的な職人さんたちと共通で苦手とするあたりが計算なんで、毎日、私が計算していることをスタッフの子にも計算をしてもらう。そういう必要な計算をできる人は少ないし、さらに教えることができる人というのは少ないと思う。できる人というのは自分の仕事として全部自分でやってしまうから、できない人に教えるなんてことは経営者でなければやらないこと。
2019年09月20日
今日、ネットで、なんと無名のPCが私の思っている理想に近いものだったりしてしかも値段も5万円ほどで手ごろすぎる。今、プログラミングを始めていて、多くの情報を表示できないとその分手間がかかるので、どうしても高解像度のパソコンが必要に思って探していたら見つかった。値段が安すぎて驚きで中国製だが、今やコンピュータや電化製品は基本中国製や海外製が、日本メーカーや先進国のメーカーでも当たり前。

今や日本からCPU、メモリ、ディスプレイ、ハードディスクの生産がすべて消えかけようとしているのだから、日本のハードウェアメーカーも日本にありながらも、派遣のものに入ってもらって内部のシステムを作ってもらう程度。こんな風にしてほしいとかこんなことができるようにとか大学院卒や大卒のメーカーマンが、高卒のプログラマーにお客さんとして頼む形が普通。日本から日本のコンピュータや家電メーカーが消えても、市場は似たものがあって困らないというのが実態。

実は大事なのは料理する人の存在。大手メーカーの人たちが料理できなくなって、商社としてメーカーが残る形。繊維の世界でも同じようなことがあったけど、ほんと、そうなるとお客さんが料理人に頼んでものをつくってもらう世界。実際にやっている人には負けてしまうのが現場の世界で、頭がよいとかそんなのは何の意味もなく、考えもせずに正しい答えを出せるタイプの人が正解。

4K画像スペックのノートパソコンが5万円。また、そういうのはダメ元で、部品買ったと思って、自分で分解して組み立ててもっとすごいスペックに変更しやすい。今、作っている織物プログラムと掛け合わせれば、かなりすごい形の完成形が出来上がりそう。

織物を作る人が便利に使える織物ソフト、インストールしたパソコンを専用機ということで販売すると問題も少なく良いのかもしれない。織物ソフトを作っていても普通のノートパソコンだと解像度が低く作業画面がいい感じに仕上がらない。ある程度性能も高く、解像度が特に高いノートパソコンというのが、織物シミュレーションには向いている。

ノートパソコンのメーカー名すらも分からず、ノートパソコンの名前も分からない、でも、最高スペックに思えるノートパソコン。届いてそれが外れなのか正解なのか判断したい、さてどう出る?安物買いの銭失いになるかもだが、物事は、実際に自分でリスク貼ってやってみることが大事だろうと思う。糸とかだと出物があれば、一か八かで50万、100万でも買っちゃうけども、ガジェットというのは我慢すれば古いものでもなんとかなるので、なかなか5万10万が迷うようなところ。

きっと、そのノートパソコンだと織物シミュレーションプログラムがいい感じで開発出来て、そのソフトを使うのも楽しめるだろうと思う。今使っているノートパソコンは、8年前に発売されたもの。大きな不満はなく、すなわち、スピードが速くなっている以外パソコンは実質それほど進化しておらず、使い方次第、すなわち料理の仕方次第だろうと思える。けども、日本のメーカーがそういうものを作れずに中国のメーカーがそういう最高のものをメーカーの名前も出さず無名な形で販売とか、日本のものづくりはもう本当に厳しいかなあ。
2019年09月18日
秋の涼しさながら、赤とんぼはまったくといってよいほど見かけない秋。こんな田舎なのに田んぼが広がっていても赤とんぼが育つことができない。緑があっても自然というよりもすべてが管理された衛生的な自然。

ミナミヌマエビは今、川にいるけど、子供の時には川にはいなかった種である。子供のころに網とバケツ持って、川さらいばかりしていたので、ザリガニ、ドジョウ、タニシなどはいたけど、エビはいなかった。それとも子供のころはザリガニの子供と勘違いしていたのだろうか。ミナミヌマエビにしても本来の在来種は消えて、そのほとんどが魚の餌として持ち込まれたのが広まった外来種だろうといわれている。小学校のときも学校で、メダカを飼ったり、オタマジャクシを飼って観察したが、ミナミヌマエビを観察しようなんてのはなかった。

今、赤いミナミヌマエビを飼っている。6月から飼いはじめた普通の色のミナミヌマエビの繁殖には大成功して何千匹の規模で稚エビが誕生して大きくなっているのだが、赤いミナミヌマエビの繁殖にはまだ成功をしていない。抱卵個体はなんどか見かけたのだが稚エビの孵化には成功していない。6月から8月くらいが屋外では繁殖の時期だろうと思う。ちょっと水温も下がりかけてきた9月、赤い稚エビを見ることができるだろうか。

愛知川の川のアユも放流物であるということ、またモロコにしても宇曽川に放流されて大きくなるのを釣り人が釣る。川にも自然に魚が育つ要素が欠如していて人工的に増やす努力が必要になっている。子供のころ、愛知川の川に無限匹数いた小さな黒いウロリと呼ばれる川底を這う魚は今もいるんだろうか。ウロリを捕る人はもう今はいないだろう。40年たつと同じ川でも別物である。
2019年09月17日
昨日の夜、運送会社へ行く途中で、がんばっている台湾料理店が、閉鎖されるのか、お店の外装のデッキを壊していた。そういえば開店して3年になるのかもしれない。会社やビジネスが新しく立ち上がっても3年で終わることが多いのも、テナント契約が通常は3年だからとか。テナント契約が2年だと2年で決断を迫られる場合もある。

このお店にしても、800円から1000円で、私でも食べきれないくらいだったので普通の人なら3人分くらいの量。日本人向けには調整してあるが本当の台湾の味っぽいので、日本人には少し合わないかもしれない。特に子供や家族連れには味が濃すぎて難しい場合もある。でも、そのお店を見ていて日本人が忘れた何かがあるような気がしていた。家族経営的な要素。そのお店で夜11時とか遅くまで親が働くときに、お客さんが食事している傍ら、そのお店の家の子供が夜8時9時に店でテレビをみているとか。

その店の若いお嫁さんが日本語が上手だったので留学生たったのだろう。子供に外国経験と日本語を身に着けさせるというだけでも大きな価値のあることで、将来役に立つものを子供には与えた部分があるだろう。

おばあさんも家族を助けるためにレジや注文を取りに来るけど本当に不愛想だったのが日本語や日本のお客さんにも慣れていかれるのもいい感じに思っていたが、やはり夜でも10人とか20人程度のお客さんでは、家族経営だとしても、家賃、光熱費、材料費で、なかなかお店も成り立たないだろう。一生懸命がんばりますという看板があって、そのとおり頑張っておられた。でも、難しいだろうなあと思っていた。残念には思う。

国道8号線沿いの飲食関係のテナントというのは長続きしないというイメージがある。京都、大阪とかでやったほうが同じテナント料で店が狭くなったとしてもお客さんの量はやはり3倍5倍だろう。滋賀県は、どうしても20台とかとめられる駐車場のスペースが必要であったりとテナント料が都市でやるのとさほど変わらないくらいになりやすい。お客さんの数は、何分の1なのであって、固定費用の割合が高くなりすぎる。
2019年09月13日
ヤフーがZOZOを買収することになって思ったことは、元気にみえるところでも成長が止まったときにあとは自分で小さくするのは難しいということ。最初、苦労してうまく行くようになって待遇を良くして行って、その名声や待遇にあこがれて集まっでそこからスタートの人も大勢になると、最初のような気分ではもう会社は回らなくなる。特に社長が美術品なんて買いだしたりすると上がればよいけども資金繰りが悪化したときに買い手をみつけることは難しいことが多い。

もう一つ思ったのが繊維の人ではなかったというあたり、まさに経営者という感覚での企業経営。そのタイプの人が引き際を間違うとプラスだったものがマイナスで続くことになる。引き際は大事で、その判断を持って引かれた形は良い判断だっただろうと思う。私もよく良い時代を経験した人は厳しい時代には適応が難しいということを書くが、良い時代を経験した社員を抱えて下降期に入ってまったく逆の価値観を持たないとならないような話がうまく行くのか。それは本当に難しい話だろうと思える。前澤氏が身を引いたのは正解ではなかったかと思う。

最悪はたとえば、いきなりzozoがなくなったりすると、zozoで売り上げを見込んでいた店子さんたちも困る話になるだろうから、今回の場合、営業は続ける形での買収。店子さんのことも考え、最悪の事態を回避しているあたりも経営者としてはしっかりとしていると思える。もし、zozoが最悪の事態に陥ったとしたら繊維不況を加速する要因になっただろう。まだ、受け皿があったのが幸いと思うしかない。
2019年09月12日
右肩の脱臼から3か月くらいなるだろうか、不安感を伴う痛みみたいなものは治まってだんだんと力作業に慣れていくリハビリ段階。普通の人くらいの力作業には戻っている。一部鬼の力が出ないとうまく行かない作業もあって、全体の作業スピードなどは例年よりもかなり遅目。肩を痛めたのが私だったからよいけども普通だと手術とか半年以上病院通いになるケース。右腕も上まで自分の意志で上げることができるようになり確実に治る方向に向いてきたのがありがたい。

いろんなことが詰まっても引き受けて無理をしていることも多いけど誰かが無理をすることで全体がうまく回ることも多い。逆にいうとたくさん人が集まっても集まっているだけだと問題だけが逆に増えていくことも多かったりするが、普通は、集まっていると安心してしまって外の世界に追い越されるとか取り残されてしまうことも多い。天下一品のお店の中にある、木村勉の言葉「正しい努力」みたいのがないとダメだろうと思うことは多い。

こういうブログも宗教家みたいなことを書いていることが多いけど、私は、考えているだけとか説いているだけではだめで、人を支える部分がないとダメだろうと思う。オリンピック選手を目指すスポーツ選手は普通のひとよりも何倍も体力もあるけども、自分の欲望的な名誉とかメダルしかみえずに、自分の体力を普通の仕事に生かすも一つの社会貢献ではないのかと思う。スポーツ選手というのはそれができない人が多く、オリンピック選手だった人が無職で普通の仕事もできないとか、毎朝何キロもジョギングはできても仕事で重いものを運ぶを面倒なことだと考えてしまうとかアンバランスに思うことは多い。
2019年09月11日
昔、知人の方がテレビでデザイナーがやってる機屋の動画をみたそうで、デザイナーの女性がストールを巻いて織機を動かしているような馬鹿なことしていると。最近、偶然、その動画であろうを見かけてしまって、みると、この方はイメージだけで、たぶん織機動かせないんだろうなあとすぐに感じてしまうのである。一見して、私は織機は分かりませんみたいな動画、その産地の女性でもちゃんと織機を動かしている人を知っているだけに残念過ぎるレベル。織物をつくる苦労をしって、産地や織物をプロモーションしてもらいたいなあと思う。

私が先代に対しても作業を嫌がって仕事ができるイメージでいたのが一番駄目だと思うところ。作業するのを馬鹿にしていたところもあって、実際に自分が仕事するといっても作業をしてもまともなものは一つも作れなかったのは非常に残念なことで、頭で他の人を使う無駄みたいなものを感じる。田舎の工場が大企業病といってもよいくらい、日本のものづくりの世界とは別の海外の経営者的なものづくり。小さな田舎企業が海外の大企業と同じような感覚だと海外のものづくりに追い抜かれてゆくのも仕方ないと思ったのがそこ。

大手SPAが売れるのは、なぜか、それは出来上がった売れそうな感じのものを選ぶセレクトブランドだから。ほんとそこ。大手SPAの人がものづくりに口挟んだら傾く流れになるだけのことで、ものづくり分かってる人たちがつくったものを選んでいるだけだからそれなりに問題も少なく売りやすい。逆に、大手SPAのテイストとアイデアをぶち込んで毎年新作なんてやるとまともなものを作れず不安定になる要素。大手SPAがリネンをやりだしたときにオーストリア産のリネンという謳い、その実態は当時から今までもつかめないでいるけど、かつてのオーストリア紡績企業が中国で生産していたとしたら成り立つような話ではないかと思う。突如現れたオーストリア紡績のリネン糸、2000年以降に安定して大量に手に入るとかが本当にありうる話だったのだろうか。アイリッシュリネン幻想も、林与がもう存在しないと結論付けた2008年ころまでつづいた幻想。

フレンチリネンの表記が、フランス産ベルギー産という表記になったのも、当たり前のこと。ファイバーの原産地は特定できても原料の原産地を特定することは難しいのが今のEU.自由貿易圏EUにおいては自由にものも人も動いてしまう。また、安定したリネン糸ををつくるためには、いろんな地域の原料を混ぜるのが手法の一つで大量生産のものほどそういう手法がとられるのが普通。フランスのファイバー工場であろうが、ヨーロッパ原料というあたりまでは限定できても、厳密な原産地まで歌うことができないのはそこ。オーガニックリネンに関してもその基準であり、ファイバーはヨーロッパ原料のオーガニック原料というところまで。

ある日本の大手のアパレルとのビジネスマッチングで、そのアパレルの麻素材を担当しておられる方がある紡績工場の糸はすべてフレンチリネンだと、その会社の冊子でも読んだ知識でだろうか、実際には中国原料も紡績しているし、フランス原料も、ベルギー原料も輸入していて、フレンチリネンだとは限定することは難しい。指定して糸を選ばないと中国原料を使用した糸も十分ありうるのである。そういう内情もしならないで大手のアパレルのリネン原料のアドバイザーでは、消費者が、謳われるものと違うものを買わされてしまうことになりかねない。大手アパレルの原料の謳いにしてもその程度のものであって、私がヨーロッパ原料の指定はできても、ベルギー産、フランス産の指定は難しいというのも現実的な話なのである。

オーガニックコットンなどでも、グローバルスタンダードという言葉自体が無理な話で、グローバルスタンダードという言葉の使用も偽装にあたるのではないかと心配をしている。偽装をなくすためには、そろそろ変更が必要ではないかと思うところ。各国の基準にゆだねられていて、基本的な肥料の三大要素である、N、P、Kに関してはインドでは使用に対して規制がないのである(自然の比率を著しく超えないことという制限がつくくらい)。インドで、遺伝子組み換えコットン農家や、コンベンショナルコットン農家が、オーガニックコットンに移行しやすいのも実はそこなのだ。普通に使われている化学肥料と呼ばれるものを使うことがインドの基準で許されている。日本の基準だとオーガニック偽装で犯罪レベルかもしれないが、大手の国際的な認証機関という存在がそういう偽装まがいのオブラートを生み出して、日本でもオーガニック栽培なんて難しいのに、水もない虫もいない砂漠のような不毛の地で、肥料の袋をあければN,P,Kのバランスの取れた豊かな土壌が形成される。日本に多く流れてくるインド産のオーガニックコットンはインドの基準に準拠して認定する国際的なオーガニック基準などはその程度のもの。日本で合成肥料(化学肥料)使って原料を栽培してオーガニック製品だとお縄ものだろうが、栽培国の基準で認可を受けて原料や糸、製品で入ってくると普通のN,P,K肥料使ったものがオーガニック製品で通ることになる。

当たり前のことだが、大量生産のオーガニックが天然の原料由来で育つのかという問題。しかも、オーガニックコットンが大量生産されるのは、機械で収穫される雨の降りにくい地域。ヨーロッパではクリーンディーゼル偽装で20年近くシェアを伸ばして、実際はディーセルの普通の排気を20年世界中で垂れないがしていたという現実。ヨーロッパでは現実のものづくりができなくなって認証とかラベルビジネスが横行、アイリッシュリネン幻想と同じで、実際にはないものまでもあるようにして金儲けするのが横行している。そしてそういうのに一番飛びつくのが日本の認証ビジネスや業者。私自身も実際に使う立場、消費者目線で厳しく監視する目で偽装の多いオーガニック認証に対して指摘する目をもっていないといけないと思っている。枯葉剤をつかった畑の画像をバックにオーガニックコットンを、オーガニック認証機関がプロモーションするレベルだから、日本オーガニックがどこまで本当なのかはやばすぎる。それを指摘もしても変わらない、役人レベルのだらしなさで、権威主義の人間がオーガニックを食い物にする構造はまったく駄目。

合成繊維が入っていてもオーガニックという認証ラベルをつけるような動きまであるほど、日本人だと偽装に思えるものが、ヨーロッパのゆるい国際基準ではオッケーということ。一般的にコットン製品をリネンと呼ぶこともヨーロッパではよくありがちな話。また、インドでは遺伝子組み換えやコンベンショナルコットンの種の使用も、オーガニックコットンの種子を手に入れる努力をしても難しいなら許されてしまうような基準。遺伝子組み換え農家やコンベンショナルコットン農家が移行するときに大事な種子すら自助努力目標程度の基準なのである。インドでのオーガニックの種がその程度の基準なので、国際認証機関がトレイさびりてぃを謳ったとしても、一番敵視している遺伝子組み換えコットンの種が使われてしまっている疑惑が起ころうが、製品で判別する技術は存在しないと責任逃れ。トレイサビリティによる証明なのだが、コンベンショナルコットンの種の使用も認めているのだから、コンベンショナルコットンにはトレイサビリティはない、インドでは多くが遺伝子組み換えコットン、すなわち遺伝子組み換えコットンが混じっているのが普通で、インドの国のオーガニックの基準として、オーガニックコットンの種を使うというのが努力目標である程度では排除できるようなものではない。
2019年09月10日
今回の消費税でもそうだが、分かりやすくしておけばよいのに、食品を除外するなどの例外をつくり、システムそのものを分かりにくくしてしまう問題。その裏には結局は利権が絡んでいるだけのこと。消費税値上げすらも、日本の大手企業であるところが輸出企業で、消費税を払わなくてよいという裏があって、10%に上がれば国と同じく消費税10%を手に入れることができる立場。国民が消費税負担を感じる一方で、消費税アップが収益になるものがいるから、消費税増税が叫ばれるのである。輸出に対する消費税免除をやめにすれば消費税値上げなんて叫ばれないのである。

ショウもない8%、10%区別して、結果、脱税という犯罪を生み出すようなシステムにして、ほんと愚すぎる政治家たち、自動車は自動運転とか推進して考えずに世の中が回るようにの方向にしつつ、普通の買い物ひとつをより複雑にして、消費税で儲かる連中のためにこんなに複雑な結果になって、消費税増税を推進している連中がちゃんと消費税を払えば解決するだけなのにと思う次第。国民が負担した分を国と同じように自分のポケットにいれることのできる日本の典型的な大企業モデルでもある輸出型企業。財政うんぬん言いながらも一番大きな部分で国民を欺くようなことに政治家が動いている。

法律となってしまうと間違ったことでも正しいということになり、まともに世の中を考える人間が間違っているという話になる。消費税を長年払っていなかったアマゾンのような企業があるが、それも国が脱税という犯罪を力になびいて放置していたことにある。法律を上回る力が働いていて意図的な見逃しがあって、一方で、力のないところに対しては偉そうに法律だと義務だと強いる。消えた年金の問題もあったが、今は年金の基金が消えても仕方ない法律をつくって年金運用。老後のためじゃなく、あぶく銭を守るために年金の金が使われてしまっている。

やればやるほど、どうしようもない深みにはまってゆく政治。まともに働くとかそういうところに力を置かないと、働かないでぜいたくな暮らしに誘導してその穴埋めは誰もできない規模で、生まれてくる赤ちゃんたちが、今の世代の借金の保証人で、政治家が危惧するのは片付けする次の世代不足。1980年代に、途上国の多いアフリカでなぜ貧しいのに子供をたくさん産むのかという問題のうらには、親は将来、子供たちが自分の面倒をみてくれるからという考えがあるからという。日本も国レベルで同じ程度の問題を抱えてしまっていて、年金すらも本来の運用がなされず、一か八か賭場に掛けられた状態。
2019年09月09日
昨日の敬老会で違和感を感じたのは、まだ現役の方が出席されていること。現役だいろんな物事できていれば別に年なんて関係のないことなのだがと思う。東の和老会の会長さんがいってられたのが、年寄りしか残ってないんだから若い者に期待していないで自分らがやっていかないとならないというような話。その方は自分で退職後にトマトを育てておられて仕事として農業の道に進まれ、ご夫婦で70過ぎても現役を実践しておられる。自分が食べていく野菜をつくるだけなら集落でも多くの高齢のみなさんがやっておられるけども、それを仕事として責任感を持って成り立たせてゆくというのは大変なことだろうと思う。

特別なことに思うがそれが人間の本来の姿なんだろうと思う。一人が40年ほど働いただけで自分も家族も養って行けるというような形こそが逆に無理があるような気がしてならない。国内で成り立っていたとしてもその足りない労働は海外で補填されていて成り立っているというだけのこと。海外の国が貧しいうちは成り立ち海外の国が貧しいというのが前提条件になる。その国が豊かになったときには、また別の貧しい国がその豊かになって働かなくなった国を支える必要があるだろう。逆に思うのが豊かになっても働けば貧しい国も支えられるのにと。

2019年09月08日
今日は朝7時から敬老会の準備。敬老会の経験は初めてで、昨日の夜頼まれたDVD再生の件がうまく行かない可能性があるので、昨日の夜、私のノートパソコンをゲストアカウント作ってスペア用に準備。朝7時から、会場の準備のあと欠席者に記念品を各戸配布して、9時半から来場。敬老会と和老会と二つの高齢者向けの会があるようで、敬老会は自動的に70歳からこの行事だけ、和老会は65歳から任意での加入で会費も払っていろんなイベントということらしい。70歳を超えるひとが230人ほど、私の住んでいる東円堂東は、高齢化率が46%と町内で一番高い状態。平均年齢が70歳を超えている可能性も高い。

和老会の東の会長さんも近所のおっちゃんだし、西の会長さんも私の親類のおっちゃんで、20ほど年は違うけども同じ目線で話をしてくださるお二人。集落の中だけでなく外の一流企業で働かれて外の世界も知っておられるお二人なので、みんなからの人望もありながらも今の普通の流れにも対応されている。今までの方向とまったく逆に近いこれからの方向への転換ができるような和老会の中では一番若手のお二人が会長だったりする。一番若いものが会長という組織があってもよいだろう。

10時には出席予定100名近くのほとんどの方が見えられてにぎやかな会場、自治会長のあいさつのあと来賓紹介、そして、余興の二胡の演奏。そのあと地元の派出所から警察官が来られて再生するDVDを受け取り、再生のテストを裏でするとやはり、プレイヤーソフトがDVDのデータ形式に対応しておらず再生を始めることができず、スペアで用意した私のパソコンを使って再生することに、交通安全と振り込め詐欺の45分の再生ができずの最悪の事態を避けられよかったですんだ案件。パソコンのスピーカーから音声を拾って会場のスピーカーから音が出る形で、そこも私のパソコンに変更になったので心配したがクリアすぎるほどに聞き取りやすく問題なかった。

警察官の方が、交通安全と振り込め詐欺の注意喚起の話を10分ほどされたあと、12時からは昼食で宴会モード、にぎやかな宴会が始まる。参加された皆さんが楽しそうに懇親されるのの飲み物などの担当をして1時間ちょっとで会は終了、次は評議員が1時間ほどの懇親会。夕方前に解散で休息して夜から仕事。昨晩も選手決めのあと帰ってプログラムの案件と仕事の2つ3つの案件で考えておくことなどあって寝たのは朝方であまり寝ていなかったので、最後、宴会用のモードから、パーティションを戻り机を直して会議の場を作り直したときに。私も体動かして作業をしているのだが、みんなが何をやっているのか最初理解ができなかったが途中でいつも見慣れた評議委員会用の会議部屋に戻しているのに気が付いた。今日は暑すぎて、睡眠不足で水分もほとんど取らずに作業が効いたんだろう。
2019年09月07日
今日は夜、集落の運動会の選手決め。実際に出られる人があまりいないという状況での運動会。新しい体制が必要になってくるような状況ではある。明日の敬老会のDVDを上映する件で機材の調整、プロジェクタにドゥアルモニタで出力するだけのことなのだが、公民館のパソコンがWIN8で、東芝のメーカー仕様、使い勝手が違いすぎてわからない。

多少時間はかかったが、明日、問題なく上映できる感じにはなって、パソコンの電源を切ろうとしてもこれまた、一番基本的な操作方法がうまくいかない。電源ボタンで電源を落としたくはなかったので、画面上で電源を切る方法を模索、それだけで15分くらいは苦戦した。自分のパソコンなら数秒のことが、パソコンが違うだけで恥ずかしいくらいに大苦戦。明日は念の為、自分のパソコンも予備としてもって行こうと思った。

この1か月ほど、20年ほどに昔に作った織物ソフトを、WINDOWS10で動くように作り直し始めた。自分が自分のために使いたいソフトをつくるということができるのがプログラミングのよいところ。これも必要な機能だけ覚えて活用して作ってゆく。織物がつくる織物ソフトというのは、普段頭の中でやってることを自分の代わりにコンピュータにさせることができるので便利は便利。印刷屋に頼まなくても今は自分のパソコンで文章が印刷できるのと同じようなことだと思う。あるいは印刷屋に頼む前に自分がドラフトの原稿を作って綺麗に印刷をしてもらうみたいな感じか。

私の人生の最後のプログラミングになる可能性は高い。プログラミングに長けた人なら数日の作業だろう、でも、自分自身がつくるから意味のあることも多いのである。
2019年09月05日
着物の世界の人というのはアパレルの世界と違って、しっかりとした生地を好まれる。これが本当にアパレルと違うところ。アパレル生地は柔らかいものがこのまれるけども、着物生地というのはしっかりと織られたコシのあるものが好まれる。生地に対する価値観が異なり、ふにゃふや柔らかい生地というのは日本の着物の感覚からすればよろしくない世界。

あと光沢感が大事で、上質の糸を使ったものは光沢感があってみるからに高級感が漂う。また、細番手で絣に織ることができる糸というのは上質である証、細番手の近江上布の高級なものが絣織物であるのは織物の手間だけでなく糸の上質さを表す。着物の世界で荒く織るのは粗野な世界として嫌われた。細い番手の良質な糸をち密に織る、それが着物の世界での価値ある布の証。
2019年09月04日
今日は、10年ほど、林与で仕事してくださった職人さんが仕事を終える話に来てくださった。この10年、暑い中寒い中、現場で動いて下さり、お疲れさまでした。

林与には昔、3幅の織機もあったけど、そういう大型の織機は大きすぎて扱いにくいので処分して、代わりにシャトル織機でストールの仕事などをしたりした。正解だったと思う。今は、110cm幅の生地の反物や、縦糸を巻いたビームでも重すぎて、働く人が運べないことが多い。

今日も100kgくらいの経糸を巻いたビームを動かす作業。現場の女の子も手伝ってくれてなんとか、2階から1階へ。そのビームに巻いた経糸を織機につなぐ作業は女性スタッフの担当。上手に、タイイングマシーンの台にセットできていたので、うまくつなげるだろうと思っていたが、なかなかうまく行かなかったようで、後半半分は私も手伝いながら。
2019年09月02日
宇野前町長が桜100年で1万本計画というのをやったけど何百本か植えた分、町長でなくなったんだから、その面倒をみてほしいと思う。町民にその面倒を見させるということを考えていたのだから、自分が町長を降りた時には、せめて草むしりや桜の枝の伐採でもして町長の時にやったことを自分が面倒みる覚悟で行ってほしい。突然そんな計画ができて、町民を巻き込んでその始末は町民と一緒に体の動くかぎりはやるべきだろう。

新しい町長になったが、宇野町長が自分が推進した桜の面倒を自分自身がみる覚悟がないなら、そんな計画を引き継ぐ必要はないだろう。桜なんてものは昔から生えていたが立派な桜でも伐採してきた。イメージだけでやるとその面倒をみるのが大変なことくらいわからないと、2万人の町に1万本って、誰がその面倒をみるのだ。植えた桜、すでに河川の道路の通行の邪魔とかちゃんと自分が面倒がみれる前提で計画すべき。愛荘町民じゃないから面倒見なくてよいとかじゃなく、町長だったんだから町長やめたら桜ボランティアで愛荘町に尽くすべき。たとえ町民じゃなくても自分が思いをもって推進したことならその面倒は見るべき。

自分の商売や名誉のためだけじゃなく、自分が献身的にできることを町のためにやって町長になってもらいたい。町長やめても愛荘町に尽くすことはできるし、町民に町のために尽くすことを頼むなら同じく自分が尽くさないと駄目なあたりは基本。桜1万本計画聞いたときに、すごいなあというよりも、また、後始末も大変なむちゃくなこと計画してと思った。自分がそういうの面倒見ない人だからそういうの考えるんだろうと思う。町長や議員、町の職員は、町民と一緒に植えた桜の面倒をボランティアでみよう。